今回紹介するチームは、イングランドのトップリーグであるプレミアリーグで活躍するトッテナム・ホットスパーFC。
今年からプレミアリーグを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。
トッテナム・ホットスパーFC
トッテナム・ホットスパーFCは1882年にイギリスのロンドンで創設、一度も降格していない名門です。
近年はタイトルに一歩届かないシルバーコレクターのような状態が続いていますが、1900年代はイギリスのクラブを引張る存在として様々な"初"を達成していました。
長年アーセナルとのライバル関係にあるクラブであり、ノースロンドンダービーと呼ばれる両者の対戦は毎年盛り上がりを見せています。ちなみに2021年に世界最大の会計事務所デロイトが発表したクラブの収益額ではヨーロッパで10位となっており、11位につけるアーセナルを上回っています。
チームの愛称は、拍車を意味する『スパーズ』やチーム名を略した『トッテナム』が有名です。
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【本拠地】
ロンドン
トッテナム・ホットスパースタジアム
【創設】
1882年
【所属リーグ】
プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)
【主要獲得タイトル】
・FAカップ:8回
・EFLカップ:4回
昨季の成績と今期の目標
【昨季の成績】
・プレミアリーグ:8位(60p)
(18勝6分14敗70得点63失点)
・FAカップ:ベスト16
・リーグカップ:3回戦敗退
・チャンピオンズリーグ:ベスト16
昨季はリーグ戦で8位と低迷したため、14シーズン続いていた欧州カップ戦への出場ができないという最悪の結果に……。
カップ戦においても、チャンピオンズリーグでは最低限のGL突破は果たすもFAカップ・リーグカップは不甲斐ない結果になってしまいました。
【今季の目標】
最大目標:CL出場権獲得
最低目標:欧州カップ出場権獲得
※CL:チャンピオンズリーグの略称
チームの歴史を考えるとそろそろタイトルが欲しいところですが、今季はタイトルより欧州カップ戦への出場権を取り戻すことが最重要目標となるでしょう。
エースであるケインが抜けてしまった影響は大きいですが、最低でもカンファレンスリーグへの出場権は死守しておきたいところ……。
所属選手
登録 | 選手名 | 背番号 | 歳 | 身長/体重 | 昨季成績 |
GK | ヴィカーリオ | 13 | 27歳 | 194cm 83kg | 31試合 0得点 |
ロリス | 1 | 36歳 | 188cm 82kg | 25試合 0得点 | |
フォースター | 20 | 35歳 | 201cm 93kg | 14試合 0得点 | |
ホワイトマン | 41 | 25歳 | 189cm 84kg | 0試合 0得点 | |
B・オースティン | 40 | 24歳 | 188cm 82kg | 0試合 0得点 | |
CB | C・ロメロ | 17 | 25歳 | 185cm 79kg | 27試合 0得点 |
ファン・デ・フェン | 37 | 22歳 | 193cm 81kg | 33試合 1得点 | |
ダイアー | 15 | 29歳 | 188cm 88kg | 33試合 2得点 | |
A・フィリップス | 35 | 18歳 | 192cm -kg | 8試合 0得点 | |
RSB | ポロ | 23 | 24歳 | 173cm 69kg | 15試合 3得点 |
エメルソン・R | 12 | 24歳 | 181cm 79kg | 26試合 2得点 | |
LSB | ウドジエ | 38 | 21歳 | 186cm 67kg | 33試合 3得点 |
B・デイビス | 33 | 30歳 | 181cm 76kg | 31試合 2得点 | |
CM | ホイビュア | 5 | 28歳 | 185cm 84kg | 35試合 4得点 |
ベンタンクール | 30 | 26歳 | 187cm 75kg | 18試合 5得点 | |
ビスマ | 8 | 27歳 | 182cm 80kg | 23試合 0得点 | |
スキップ | 4 | 23歳 | 175cm 70kg | 23試合 1得点 | |
M・サール | 29 | 21歳 | 184cm 68kg | 11試合 0得点 | |
LM | セセニョン | 19 | 23歳 | 178cm 71kg | 17試合 2得点 |
ペリシッチ | 14 | 34歳 | 186cm 80kg | 34試合 1得点 | |
AM | J・マディソン | 10 | 27歳 | 175cm 73kg | 30試合 10得点 |
B・ジョンソン | 22 | 22歳 | 179cm 73kg | 38試合 8得点 | |
ロ・チェルソ | 18 | 27歳 | 177cm 69kg | 22試合 2得点 | |
RW | クルゼフスキ | 21 | 23歳 | 186cm 75kg | 30試合 2得点 |
LW | ソン・フンミン (C) | 7 | 31歳 | 183cm 77kg | 36試合 10得点 |
ソロモン | 27 | 24歳 | 167cm 63kg | 19試合 4得点 | |
B・ヒル | 11 | 22歳 | 175cm 65kg | 17試合 2得点 | |
CF | リシャルリソン | 9 | 26歳 | 184cm 83kg | 27試合 1得点 |
A・ベリス | 36 | 20歳 | 186cm 77kg | 23試合 11得点 |
移籍情報
【加入】
- ブレナン・ジョンソン[ノッティンガム・フォレスト]
- ジェームズ・マディソン[レスター]
- ミッキー・ファン・デ・フェン[ヴォルフスブルク]
- グリエルモ・ヴィカーリオ[エンポリ]
- アレホ・ベリス[ロサリオ]
- アシュリー・フィリップス[ブラックバーン]
- マナー・ソロモン[シャフタール・ドネツク/フリー移籍]
【退団】
- ハリー・ケイン[バイエルン]
- ハリー・ウィンクス[レスター]
- ジェド・スペンス[リーズ]
- ルーカス・モウラ[サンパウロ/フリー移籍]
- ジョー・ロドン[リーズ/ローン移籍]
- ジェイフェス・タンガンガ[アウクスブルク/ローン移籍]
- セルヒオ・レギロン[マンチェスター・ユナイテッド/ローン移籍]
フォーメーション
基本フォーメーション(4-2-3-1)
トッテナムの基本フォーメーションは4-2-3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。
ブライトンの戦術的特長
トッテナムの戦術的特長について紹介します。
数的優位を作る動き
トッテナムは、狭いエリアでリズムよくパス回しをするチームです。
ライン間でボールを受ける為に流動的に選手が動き、瞬間的に数的有利やフリーの選手を作りだします。
【代表例①】両サイドバックが中に切れ込む動きと中盤のアップダウン
【代表例②】GKがボールを晒して喰いつかせて、CBがサイドに流れる
また、今季からワントップにソン・フンミンを据えることで、彼の得意な裏抜けを最大限活かす形を作り出しました。
ハイライン
狭いエリアでボールを回すトッテナムは、選手の距離感を保つためにDFも高い位置まで上がる必要があります。
そのためDFの後方に広大なスペースがある状態ですが、ファン・デ・フェンとC・ロメロの両センターバックは対人能力が高いだけではなくスピードもあるため前に詰めて潰すことも後ろに下がって止めることも可能です。
スピードを重要視していることもあり、ファン・デ・フェンとC・ロメロが出場できない際はSBが本職の選手をCBで起用することも多いです。
トッテナムの戦術的弱点
トッテナムの戦術的弱点について紹介します。
前線の守備が緩い
現代サッカーにおいて前線から守備をすることが重要になっていますが、トッテナムは前線に献身的な守備ができる選手が少ないです。
カウンターのために人員を残している部分はあるかと思いますが、守備意識のギャップにより簡単にスペースを作られてしまっています。
中盤にスペースが空きやすい
トッテナムの中盤にスペースが空きやすい要因は2つ挙げられます。
- ボランチの負担が大きい
- ボランチがDFに吸収されやすい
先ほど説明した通り、トッテナムは前線の守備が緩い傾向にあります。そのため、ビスマとサールの両ボランチへの影響が大きく広大なエリアを二人で守らなくてはいけない場面が多いです。
当然数的不利やフリーの選手が生まれやすくなるため、相手の思い通りにサッカーをされてしまいます。
また、両ボランチも攻め込まれたときにDFラインに吸収されてしまうことが多く、前線の選手も下がってこないためペナルティーエリアの周辺にスペースが空きやすいです。
注目選手
トッテナムの注目選手はこちらの3名
- マディソン
- ヴィカーリオ
- ソン・フンミン
マディソン
マディソンは、高い精度のパスとシュートが特徴の選手。技術力が高くセットプレーでも違いを見せられるキッカーです。
また、主戦場はトップ下ですが攻撃的なポジションならどこでもこなせるユーティリティー制を持ち合わせています。
近年は相手のライン間でボールを受けるオフザボールの動きが向上しており、狭いエリアでパス交換をするトッテナムのキーパーソンとなることに期待です。
ヴィカーリオ
ヴィカーリオは、恵まれた体格に高い身体能力でビッグセーブを連発する観ていて楽しい選手です。
瞬発力が高くポジション修正が早いため、常に相手の嫌がるポジショニングができます。また、しっかりボールの流れを見てから動くことのできる我慢強さも持ち合わせており、ディフェンスに当たってボールが違う方向に飛んでも落ち着いたセーブができる選手。
セリエDから世界最高峰のプレミアリーグまで上り詰めた、シンデレラボーイの活躍に期待です。
ソン・フンミン
現代においてアジアNo1と言っても過言ではない活躍と継続性を見せているソン・フンミン。
スピードとドリブルに強みを持っており、独力で突破できる選手。近年はパスの精度も上がっており、アシスト数も増えています。
エースだったケインがいた昨季までとは違い、トッテナムの攻撃陣を引張るソン・フンミンの活躍に期待です。
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