インテルナツィオナーレ・ミラノ

インテル・ミラノ(FCインテルナツィオナーレ・ミラノ)は1908年に創設されたイタリア・セリエAを代表する名門クラブ。
ライバルのACミランと共にミラノを本拠地としており、両社のプライドをかけて戦うミラノダービーはも世界的に有名です。

国内リーグ優勝は20回を超え、コッパ・イタリアやスーペルコッパ、さらにチャンピオンズリーグなど国際大会でも多くのタイトルを獲得しています。
特に2010年にはモウリーニョ監督の下でセリエA、コッパ・イタリア、チャンピオンズリーグを制し、イタリア史上初の三冠を達成しました。

近年も強力な攻撃陣と堅固な守備を武器に常に優勝争いに加わり、伝統と革新を融合させたスタイルでファンを魅了し続けています。

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チーム情報

【本拠地】
イタリア:ミラノ
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ

【創設】
1908年

【所属リーグ】
セリエA(イタリア1部リーグ)

【タイトル】
◇ セリエA:20回
◇ コッパ・イタリア:9回
◇ スーペルコッパ・イタリアーナ:7回
UEFAチャンピオンズリーグ:3回
UEFAヨーロッパリーグ:3回
FIFAクラブワールドカップ:1回
インターコンチネンタルカップ:2回

【特徴】
〇 イタリア唯一の「セリエA降格歴なしクラブ」
〇 イタリア史上初の三冠(トレブル)達成クラブ

2024–25シーズンの成績

昨季は惜しいところまで行くも、一つもタイトルが取れない悔しいシーズンとなりました。

国内成績

◇ セリエA:2位(首位ナポリに1ポイント差)

  • 最多勝利チーム(24勝でナポリと同率)
  • リーグ最多得点チーム(79点)
  • 得失点差もリーグ最高の数字(+44)

◇ スーペルコッパ・イタリアーナ:準優勝
◇ コッパ・イタリア:ベスト4

UEFAチャンピオンズリーグ(CL)

◇ チャンピオンズリーグ:準優勝

  • グループステージの最少失点チーム(1失点)
  • 決勝で大敗(0-5)

インテル・ミラノ 2025-26シーズン情報

2025-26シーズンを戦うインテルの最新フォーメーションや戦術的特徴、移籍情報などをまとめました。

フォーメーションと戦術特徴

ストロングポイント:攻撃のスピード感

前任のインザーギ監督が残した遺産を踏襲しつつ、選択肢を増やしより攻撃的なスタイルへの転換を進めています。

フォーメーション変更による縦への推進力と高いプレッシング、新戦力の加入による攻撃バリエーションの追加に期待したいですね。

ウィークポイント:ドリブル力の不足

インテルは「ドリブル突破力に乏しいチーム」として指摘されています。

戦術スタイルの影響もありますが、セリエAで最もドリブルが少ないチームのひとつであり、特に狭いエリアでのドリブルが少ないチームです。

相手が引いて守っている時や中盤でのデュエルには不安が残ります。


所属選手

Po.No.選手名年齢国籍身長/体重移籍
GK1ヤン・ゾマー36スイス1.83 m / 78 kg
12ラッファエレ・ディ・ジェンナーロ31イタリア1.85 m / 78 kg
13ジュゼップ・マルティネス27スペイン1.91 m / 78 kg
DF14デンゼル・ダンフリース29オランダ1.88 m / 78 kg
6ステファン・デ・フライ33オランダ1.91 m / 78 kg
15フランチェスコ・アチェルビ37イタリア1.93 m / 87 kg
25マヌエル・アカンジ30スイス1.88 m / 91 kgマンチェスター・シティから移籍
30カルロス・アウグスト26ブラジル1.83 m / 78 kg
31ヤン=アウレル・ビセック24ドイツ1.96 m / 83 kg
32フェデリコ・ディマルコ27イタリア1.75 m / 73 kg
36マッテオ・ダルミアン35イタリア1.83 m / 68 kg
42トマス・パラシオス22アルゼンチン1.96 m / 78 kg
95アレッサンドロ・バストーニ26イタリア1.91 m / 73 kg
MF96ピオトル・ジエリンスキ31ポーランド1.80 m / 76 kg
8ペタル・スチッチ21クロアチア1.83 m / 76 kgディナモ・ザグレブから移籍
16ダヴィデ・フラッテージ25イタリア1.78 m / 73 kg
17アンディ・ディウフ22フランス1.88 m / 82 kgRCランスから移籍
20ハカン・チャルハノール31トルコ1.78 m / 76 kg
22ヘンリク・ムヒタリャン36アルメニア1.78 m / 75 kg
23ニコロ・バレッラ28イタリア1.75 m / 68 kg
FW11ルイス・エンリケ23ブラジル1.80 m / 83 kgマルセイユから移籍
9マルクス・テュラム28フランス1.93 m / 88 kg
10ラウタロ・マルティネス(主将)28アルゼンチン1.75 m / 72 kg
14アンジェ=ヨアン・ボニー21フランス1.88 m / 83 kgパルマから移籍
94フランチェスコ・ピオ・エスポージト20イタリア1.91 m / 78 kgスペツィアから(レンタル復帰)

IN(獲得選手)

選手名前の所属クラブ移籍金(€)移籍内容
ペタル・スチッチディナモ・ザグレブ約14M€完全移籍(5年契約)
ルイス・エンリケオリンピック・マルセイユ約23M€完全移籍
ニコラ・ザレフスキASローマ約8M€(ローン→完全)ローン後に完全移籍
アンジェ=ヨアン・ボニーパルマ約23M€+ボーナス完全移籍
アンディ・ディウフRCランス約20M€完全移籍
マヌエル・アカンジマンチェスター・シティローン料2M€期限付きレンタル(買取OP付)

OUT(放出選手)

選手名移籍先クラブ移籍金(€)移籍内容
ニコラ・ザレフスキアタランタ約17M€完全移籍
アレクサンダル・スタンコヴィッチクラブ・ブルージュ約9.5M€完全移籍
タジョン・ブキャナンビジャレアル約9M€完全移籍
マルティン・サトリアーノRCランス約5M€完全移籍
ベンジャマン・パヴァールオリンピック・マルセイユローン料2.5M€ローン移籍
メフディ・タレミオリンピアコス約2M€完全移籍
クリスティアン・アスラニトリノローン料1.5M€ローン移籍
フィリプ・スタンコヴィッチヴェネツィア約1.5M€完全移籍
マルコ・アルナウトヴィッチレッドスター・ベオグラードフリー契約満了による移籍
ホアキン・コレアボタフォゴフリー契約満了による移籍

注目トピックス

キヴの就任と戦術刷新

クラブのレジェンドであるキブが監督をとして就任。
縦への推進力やハイプレスを重視したダイナミックサッカーに期待が集まる。

“若返り”重視の補強戦略

今季は21歳前後の若手を中心に補強。
現行戦力を保ちながら、若返りを図る狙いは吉と出るか。

U23チームの始動

今季からクラブ初のU23チーム(リザーブチーム)が正式に発足。
セリエC参加が決まり、育成とトップチームとの連携強化に期待が集まる。

DAZN

監督経歴と注目選手

監督:クリスティアン・キブ

クリスティアン・キブ監督はルーマニア出身のDFで、インテルには2007〜2014年に在籍していました。2010年にはレギュラーとして三冠達成に大きく貢献しています。

引退後はインテルのユースで指導し、2022年にプリマヴェーラ優勝を達成。昨季途中からはパルマの監督に就任し、短期間でチームを立て直し残留に導きました。

今期からは、選手時代の古巣であるインテルの監督に就任しています。

  • クラブのDNAを熟知したレジェンド
  • 若手育成に定評あり

注目選手:ラウタロ・マルティネス

プレースタイル
ラウタロは強靭なフィジカルと敏捷性を兼ね備えたストライカーで、ゴール前での決定力に加え、献身的な守備参加や巧みなポストプレーも特徴。2023-24シーズンにはセリエA得点王を獲得しています。

ドリブル突破や前線からのプレスでチームを牽引し、2トップを組むテュラムとの連携は脅威です。

注目ポイント
インテルのキャプテンであり、精神的支柱であるラウタロ。

キブ新監督の下で変化する戦術に対応し、攻撃の軸としてチームを牽引する役割を全うできるか注目です。また、近年はリーダーとしての役割も増えており、若手の育成などリーダーシップ面での活躍にも期待ですね。