リバプールFC

リバプールFCは1892年に創設されたイングランド・プレミアリーグに所属する名門クラブで、アンフィールドを本拠地としています。
国内リーグ優勝19回、UEFAチャンピオンズリーグ制覇6回を誇るなど、世界屈指の実績を持つチームで、赤いユニフォームと「You’ll Never Walk Alone」の歌で知られ、情熱的なサポーターを抱えています。
戦術面では伝統的に攻撃的かつダイナミックなサッカーを志向し、近年は前線の破壊力とハイプレスを軸に戦うスタイルが特徴です。
2020年代以降は世代交代を進めつつ、欧州でも高い競争力を維持し続けています。
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イギリス:リバプール
アンフィールド
【創設】
1892年
【所属リーグ】
プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)
【タイトル】
◇ プレミアリーグ:19回
◇ FAカップ:8回
◇ EFLカップ:10回
◇ コミュニティシールド:16回
◇ UEFAチャンピオンズリーグ:6回
◇ UEFAヨーロッパリーグ:3回
◇ UEFAスーパーカップ:4回
◇ FIFAクラブワールドカップ:1回
【特徴】
〇 EFLカップ歴代最多優勝
2024–25シーズンの成績
プレミアリーグの優勝は勝ち取りましたが、チャンピオンズリーグを含めカップ戦のタイトルはなし…。スロット監督の初陣としては及第点ですが、リバプールの格を考えるともう少し上を目指したいところです。
国内成績
◇ プレミアリーグ:優勝
◇ EFLカップ:準優勝
◇ FAカップ:ベスト32
UEFAヨーロッパリーグ(EL)
UEFAチャンピオンズリーグ:ベスト16
トッテナム 2025-26シーズン情報
2025-26シーズンを戦うリバプールの最新フォーメーションや戦術的特徴、移籍情報などをまとめました。
フォーメーションと戦術特徴
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ストロングポイント
攻撃陣の多様性と創造性が豊富なチームであり、流動的なポジションチェンジと高い得点力で相手守備をかき乱すことが可能です。
中盤では遠藤航やグラヴェンベルクがバランスを保ち、守備と攻撃の切り替えを円滑に行えるため、試合全体を支配する力があります。
また、スロット監督の攻撃的ポゼッション戦術により、試合のテンポを自チーム主導で作りやすい点も強みです。
ウィークポイント
リバプールは前線からのプレスを重視する戦術のため、守備ラインが高くなる傾向があります。
その結果、裏へのボールやロングボールに対してカウンターを受けやすく、特にスピードのある相手FWに対して失点リスクが高まります。
ハイプレスを敷く戦術のため仕方ない部分はありますが、ここへの対処の可否が安定的な成績を出せるかのポイントになるでしょう。
所属選手
ポジション | 選手名 | 背番号 | 年齢 | 国籍 | 身長と体重 | 移籍(2024-25の所属で非リバプールの場合) |
---|---|---|---|---|---|---|
GK | アリソン・ベッカー | 1 | 32 | ブラジル | 1.91 m / 91 kg | |
ジョルジ・ママルダシュヴィリ | 25 | 24 | ジョージア | 1.99 m / 86 kg | ヴァレンシア から移籍 | |
フレディ・ウッドマン | 28 | 28 | イングランド | 1.88 m / 83 kg | プレスン・ノース・エンド から移籍 | |
DF | ジョー・ゴメス | 2 | 28 | イングランド | 1.88 m / 79 kg | |
ヴァージル・ファン・ダイク | 4 | 34 | オランダ | 1.93 m / 92 kg | ||
イブラヒマ・コナテ | 5 | 26 | フランス | 1.94 m / 92 kg | ||
ミロシュ・ケルケズ | 6 | 21 | ハンガリー | 1.80 m / 70 kg | ボーンマス から移籍 | |
コナー・ブラッドリー | 12 | 22 | 北アイルランド | 1.81 m / 63 kg | ||
ジョヴァンニ・レオーニ | 15 | 18 | イタリア | 1.96 m / 82 kg | パルマ から移籍 | |
アンドリュー・ロバートソン | 26 | 31 | スコットランド | 1.78 m / 76 kg | ||
ジェレミー・フランプ | 30 | 24 | オランダ | 1.72 m / 70 kg | バイヤー・レバークーゼン から移籍 | |
MF | ワタル・エンド | 3 | 32 | 日本 | 1.78 m / 75 kg | |
フロリアン・ヴィルツ | 7 | 22 | ドイツ | 1.77 m / 69 kg | バイヤー・レバークーゼン から移籍 | |
ドミニク・ショボスライ | 8 | 24 | ハンガリー | 1.87 m / 85 kg | ||
アレクシス・マック・アリスター | 10 | 26 | アルゼンチン | 1.76 m / 75 kg | ||
カーティス・ジョーンズ | 17 | 24 | イングランド | 1.85 m / 78 kg | ||
ライアン・グラヴェンベルク | 38 | 23 | オランダ | 1.90 m / 85 kg | ||
ステファン・バイチェティッチ | 43 | 20 | スペイン | 1.85 m / 80 kg | ||
FW | アレクサンダー・イサク | 9 | 25 | スウェーデン | 1.92 m / 88 kg | ニューカッスル・ユナイテッド から移籍 |
モハメド・サラー | 11 | 33 | エジプト | 1.75 m / 75 kg | ||
フェデリコ・キエーザ | 14 | 27 | イタリア | 1.75 m / 73 kg | ||
コディ・ガクポ | 18 | 26 | オランダ | 1.93 m / 84 kg | ||
ヒューゴ・エキティケ | 22 | 23 | フランス | 1.90 m / 80 kg | アイントラハト・フランクフルト から移籍 | |
リオ・ングモハ | 73 | 17 | イングランド | 1.70 m / 63 kg |
IN(獲得選手)
選手名 | 前の所属クラブ | 移籍金 | 備考 |
---|---|---|---|
アレクサンダー・イサク | ニューカッスル | 約 145 M€ | 完全移籍 |
フロリアン・ヴィルツ | レバークーゼン | 約 116 M€ | 完全移籍 |
ヒューゴ・エキティケ | フランクフルト | 約 95 M€ | 完全移籍 |
ミロシュ・ケルケズ | ボーンマス | 約 40 M€ | 完全移籍 |
ジェレミー・フリンプン | レバークーゼン | 約 29.5 M€ | 完全移籍 |
ジョルジ・ママルダシュヴィリ | バレンシア | 約 29 M€ | 完全移籍 |
ジョヴァンニ・レオーニ | パルマ | 約 26 M€ | 完全移籍 |
アルミン・ペチシ | プスカシュ・アカデーミア | 非公開 | 完全移籍 |
フレディ・ウッドマン | プレストン | 約 0 M€ | フリー転籍 |
ウィル・ライト | サルフォード | 非公開 | 完全移籍 |
OUT(放出選手)
選手名 | 移籍したクラブ | 移籍金 | 備考 |
---|---|---|---|
ルイス・ディアス | バイエルン | 約 70 M€ | 完全移籍 |
ダーウィン・ヌニェス | アル・ヒラル | 約 53 M€ | 完全移籍 |
ジャレル・クアンサー | レバークーゼン | 約 35 M€ | 完全移籍 |
ベン・ドーク | ボーンマス | 約 25 M€ | 完全移籍 |
コーミン・ケレヘラ | ブレントフォード | 約 14.8 M€ | 完全移籍 |
トレント・アレクサンダー=アーノルド | レアル・マドリード | 約 10 M€ | 完全移籍 |
ナット・フィリップス | WBA(ウェスト・ブロムウィッチ) | 約 3.5 M€ | 完全移籍 |
タイラー・モートン | リヨン | 約 10 M€ | 完全移籍 |
注目トピックス
大型補強と記録的な移籍金
リバプールはこの夏、フロリアン・ヴィルツをバイエル・レバークーゼンからの移籍で獲得しました。移籍金は約€117~136Mと報じられており、クラブ史上最大またはブンデスリーガにおける大きな移籍として注目されています。ウィキペディア この他にもミロシュ・ケルケズ(ミロス・ケルツ)など若手守備選手の補強がなされており、守備力向上が図られています。Reuters
アレクサンダー・イサクの加入と適応課題
イサクはニューカッスルから英国クラブ最高額ともいわれる移籍金で加入しましたが、シーズン序盤は怪我やコンディションの調整で出場時間が限定的。チャンピオンズリーグのような厳しい舞台でどれだけ早くフィットし、ゴールを重ねられるかが注目されています。Reuters+1
大舞台での試合運びとメンタルの成熟
2025-26シーズン、リバプールはプレミアリーグ王者として迎える大会戦や欧州チャンピオンズリーグなど、ライバルも警戒を強める中での戦いが続きます。特にアトレティコ・マドリード戦での終了間際の逆転勝利など、プレッシャーのかかる局面での集中力と決定力が問われており、シーズンを通して安定して勝ち切るための戦術的・精神的成熟が重要なポイントです。
ヴィルツやイサクなど、大型補強を敢行。
守備陣も若手を補強するなど、将来も見据えた補強が目立ちました
既存メンバーの経験値が高いリバプール。
一方で、今期獲得したヴィルツやイサクはビッククラブでの経験がなく、チャンピオンズリーグなど大舞台での経験値が少ないことが懸念となる可能性も……
長年リバプールを率いた、名将クロップからバトンを受け継いだスロット。
昨季はリーグ戦優勝を獲得したものの、カップタイトルなし。
2季目はチャンピオンズリーグで活躍できるかに注目が集まる。
監督経歴と注目選手
監督:アーネ・スロット
オランダ出身のアーネ・スロットは、AZやフェイエノールトで指揮を執り、攻撃的でポゼッションを重視する戦術で評価を高めて昨季リバプールの監督に就任しました。
戦術面では4-3-3を基本に高い位置からのプレスと素早い攻守の切り替えというクロップの戦術を踏襲しながら、柔軟な攻撃パターンを駆使しています。
今期はリーグ連覇はもちろん、チャンピオンズリーグでの活躍期待されており、ヴィルツら大型補強選手を既存の戦力にどう融合させるか手腕が問われるでしょう。
日本人選手:遠藤航
プレースタイル
守備的ミッドフィールダーとして、攻守に安定感を与えられる選手です。
デュエル(1対1)に強く、高い位置でのプレスや相手のパスコースを遮断する守備力に定評があります。また、戦術理解度が高く、的確なポジショニングでスペースを埋める動きも特徴的です。
ボール奪取後の展開力も優れており、正確なロングパスや素早い縦パスで攻撃に転換できる点も強みとなっています。
注目ポイント
昨季に続き常時スタメンでの起用は難しいといわれていますが、終盤で投入されゲームを締めるというタスクで重宝される可能性はあるでしょう。
また、センターバック陣が不足している中でユーティリティー制の高い遠藤が起用される可能性もおおいにあります。さらには、ヴィルツやイサクなど、より攻撃的な選手の加入により、守備強化のためバランサーとして遠藤が重宝される可能性もあるなど、活躍できる場面は少なくないでしょう。
注目選手:フロリアン・ヴィルツ
プレースタイル
創造性と柔軟性に富んでいる攻撃的ミッドフィールダーで、狭いスペースでも巧みなボールコントロールと正確なパスで局面を打開します。
ドリブルで相手を引き付けながら味方を生かすプレーや、ゴール前での決定力も兼ね備えており、得点とアシストの両面で貢献できる万能型の選手。
状況に応じてサイドに流れたり、トップ下からゴール前に侵入したりと、流動的に動くことで攻撃に厚みを加えます。
注目ポイント
プレミアリーグという新たな舞台でどれだけ早く適応し、チームの核となれるかが大きな焦点。
スキル面では活躍が間違いないでしょうが、プレミア特有のスピード感と当たりの強さに適応できるか注目です。また、リバプールの攻撃陣を引っ張っていく存在なれるかにも注目があるまります。