こんにちわ、まもです。
カタールワールドカップ全試合予想61戦目
試合終了間際に追いつかれるもPK戦を制したアルゼンチンと、試合終了間際に追いつき王国ブラジルに勝利したクロアチアの対戦。
アルゼンチン×クロアチア戦の勝敗予想

私は0-1でクロアチアの勝利を予想します。
クロアチアの勝ちを予想した理由は後程紹介しますが、まずはオッズの確認をしてみましょう。
オッズ確認

0-1でクロアチアの勝利は6番人気の6.4
アルゼンチンの勝利を予想している方が若干多いですが、引分けやクロアチアの勝利を予想する方も多く予想が難しい試合のようです。
AI予想確認

AI予想ではクロアチアが勝利する確率は22.3%。0-1でクロアチアの勝利は、9.0%と5番目に高い確率となっています。
オッズよりアルゼンチンが優勢となっていますが、引分けやクロアチアの勝利も予想の上位に入っており接戦になりそうです。
アルゼンチン×クロアチア戦の勝敗予想詳細
両国ともPKまでもつれ込んだ試合を制してベスト4進出を決めたチームなだけに、疲労度は大差ないでしょう。
実力的にはアルゼンチン有利だと思いますが、私はクロアチアが辛勝すると思っています。
なぜなら、
・攻守の相性
・身長差
攻守の相性
アルゼンチンの方が全体的に技術が高い選手が揃っていると思いますが、高さがない分クロスからの得点は少ないです。サイドから攻める場合でも、ドリブルやパスワークで切り崩す形になります。
クロアチアは中が固いので、ドリブルやパスで中を切り崩してから得点は難しいでしょう。
一方クロアチアの攻撃はサイドからが多く、高さもあります。アルゼンチンの選手は高さはないもののあたりが強いので単純なクロスは弾き返せるでしょう。
しかし、アルゼンチンは意表を突かれた際に体格差で競り負けるシーンが多いようです。オランダ戦もアーリークロスやセットプレーからの失点がありましたね。
クロアチアのアーリークロスなどから失点してしまうのではないでしょうか。
身長差
アルゼンチンは全体的に身長が低く、オランダ戦のスタメンでは180cm越えが3名しかいませんでした。一方でクロアチアは26名中19名が180cm越えと、身長差に大きく開きがあります。
身長差だけで試合が決まるわけではありませんが、クロアチアにとって大きなアドバンテージとなるでしょう。
身長に差があれば当然、ハイボールの処理では高い方が有利ですし低い方は対処はできてもより疲弊してしまいます。また、足の長さも異なるのでセカンドボールや意表を突かれたときの対処が間に合わないことも…。
特に1点を争うようなハイレベルな試合においては、たった少しの差が勝負を分けます。足が止まった試合終盤に身長差でゲームが決まるということもあるでしょう。
アルゼンチン代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、4-4-2です。
メッシはポジション的に2トップの一角に入ることが多いですが、トップに張っているというよりは降りてきてゲームメイクをするので4-2-3-1のカタチになることが多いです。
外からはディ・マリア、中からはメッシと中外自由自在に使い分けて戦えるチームなので無失点で抑えることは難しいでしょう。
▼代表メンバーメッシ世代最後のワールドカップ
メッシの世代はアルゼンチン代表の黄金世代であり、イグアイン・アグエロ・バネガなど個性的なアタッカー陣が魅力でした。
しかし現在は、メッシとディ・マリアのみとなってしまい世代交代が進んでいます。おそらくメッシ中心のワールドカップは今大会がラストでしょう。
代表では輝けないといわれてきたメッシですが、近年はコパアメリカを取るなどタイトルにも縁が出てきました。最後の大会でワールドカップを掲げ亡きマラドーナと肩を並べるメッシを見てみたいものです。
キーマンはメッシ
キーマンは当然メッシです。今更説明する必要もないと思いますが、アルゼンチン代表の攻撃は彼から始まります。
元々点が取れてゲームメイクもできる選手でしたが、近年はゲームメイクの比重が大きくなってきています。これはアルゼンチン代表にとっては良いことではないでしょうか。
アルゼンチン代表には多くのアタッカーがいるので、メッシが決めなくても形を作れれば得点ができます。メッシがどれだけチャンスメイクできるかが、アルゼンチンが優勝できるかに直結するでしょう。
クロアチア代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、4-3-3です。
中盤のトライアングルでパスを繋ぎ守備のギャップを生み、仕留めるという形を得意としています。
前回大会の準優勝国であり、中盤に魅力的な選手がそろったチームです。
▼代表メンバー中盤の走力とテクニック
中盤は主にモドリッチ、コバチッチ、ブロゾビッチの3人で構成されることが多いチーム。
世界トップレベルのクラブで中心として活躍する選手であり、全員がテクニックだけではなく走力があります。
気の利くポジショニングができるので、この3人からボールを奪取することは困難でしょう。
キーマンはモドリッチ
クロアチアはカウンターというよりは、ポゼッションサッカーなので中盤を飛ばしたプレーは少ないです。
そのため、中盤の選手が重要となりますがその中でもモドリッチの存在が大きいでしょう。
ワンタッチで局面を変えられる選手で、針の穴を通すラストパスは芸術的。
ワールドカップでは守備に力を注ぐチームが多くなり、切り崩すのが難しいので得意のミドルシュートが勝敗を分けるかも。
陸と空の戦い
アルゼンチンは全員の技術力が高く、地上戦ではリードできるでしょう。一方空中戦では体格差でクロアチアが有利。
もちろん、アルゼンチンもハイボールの処理はうまいですし、クロアチアも技術力が高いです。しかし、こういった競った試合では少しの差が試合を決めます。
技術を生かした陸(アルゼンチン)か体格を生かした空(クロアチア)か面白い試合になりそうですね。
さて結果はいかに…。