こんにちわ、まもです。
カタールワールドカップ全試合予想62戦目
イングランドとの接戦を制してベスト4を決めたフランスと快進撃を続けるモロッコの対戦。
フランス×モロッコ戦の勝敗予想

私は2-0でフランスの勝利を予想します。
フランスの勝ちを予想した理由は後程紹介しますが、まずはオッズの確認をしてみましょう。
オッズ確認

2-0でフランスの勝利は3番人気の4.9
多くの方がフランスの勝利を予想しているようです。
AI予想確認

AI予想ではフランスが勝利する確率は79.6%。2-0でフランスの勝利は、17.6%と2番目に高い確率となっています。
オッズ同様にフランスが圧勝する確率が高いようです。
フランス×モロッコ戦の勝敗予想詳細
ブラジル・イタリア・に続く3ヶ国目のワールドカップ連覇まであと少しのところまで来たフランスとここまで快進撃を続けるモロッコ。
両国ともカウンターにスピードがある国ですが、この試合はフランスが圧倒するのではないかと予想します。
なぜなら、
・満身創痍のモロッコ
・グリーズマンの存在
満身創痍のモロッコ
モロッコはここまでの全試合で1失点、それもオウンゴールしか許していない堅守のチームです。格上のチームと対戦することが多くなるため、守備に回る時間が多くなる中この数字はすごいです。
しかし、そろそろ限界を迎えているのではないでしょうか。センターバック陣には負傷者が出ており、ポルトガル戦で前線の選手も退場になってしまったため準決勝で万全の状態で出場できる選手がどれだけいるか…。
もう一つの心配は、中盤の底でチームを支えるアムラバトの状態。ポルトガル戦でも腰に痛み止めを打って出場している状態だったので、確実に状態は悪くなっているでしょう。
彼がいなければ、モロッコは無失点を続けるのは難しいと予想します。
グリーズマンの存在
モロッコにとってグリーズマンの存在は脅威となるでしょう。もちろん、エムバペも脅威ですがモロッコは引いて守るのでスペースが少なく最大の武器であるスピードを生かせる機会は少ないです。
グリーズマンが前線とのつなぎ役になり、様々なところに顔を出すので捕まえにくく彼の動きにつられるとディフェンスのバランスが崩れてしまいます。
また、ポルトガルはクロスの精度があまり良くなかったのでクロスからのチャンスが少なかったですが、イングランド戦で見せたようなグリーズマンからのピンポントクロスはモロッコでも止めるのは難しいでしょう。
フランス代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、3-4-1-2です。
ウィングバックを配置し、攻撃に厚みを持たせ守備時には5バックで守る最近トレンドになっているフォーメーションです。
ジルーのポストプレーやエムバペの突破など、個の能力を生かした多彩な攻撃パターンを持っている魅力的なチーム。
▼代表メンバー中盤の底に不安あり
フランスは怪我での欠場者が多いですが、選手層も厚いので他国に見劣りすることはありません。
しかし、中盤の底だけは心配な要素でしょう。これまでフランスが分厚い攻撃を仕掛けられたのはポグバとカンテの力が大きかったです。
カンテが運動量を活かして二人分守備をするおかげでポグバが高い位置まで頻繁に上がることができていました。
現在のフランスにもラビオ・カマヴィンガ・チュアメニなどがいますが前コンビと比べると迫力に欠けます。
キーマンはテオ・エルナンデス
エースであるエムバペがキーマンだと思う方も多いと思いますが、私は連覇へのキーはテオ・エルナンデスが握っていると思います。
システム的にサイドから攻め込む機会が多くなると思います。そのため、テオの攻撃タスクが重要となるでしょう。
また、守備の選手ですが攻撃への積極性が高すぎて守備に間に合わないということもたまにあるためそこの切り替えができるか、またはフォローをできる体制を作れるかが重要となるでしょう。
モロッコ代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、4-3-3です。
国としては知名度が高くないですが、各ポジションに世界レベルの選手を擁しているチームです。
ハキミやツィエクのサイド突破から、切り替えしてのシュートなどサイドからの攻撃を得意としています。
▼代表メンバー監督交代でエースが復帰
モロッコ代表は8月に日本代表も指揮したハリルホジッチ監督を解任し、ワリド・レグラギ監督が就任しました。
これにより、監督との不仲で代表不参加だったエースのツィエクが返ってきました。
切り替えしてからのシュート、いわゆる斜め45°を得意としており一人で攻撃を完結することができます。
エン・ネシリとのコンビが復活したことで、攻撃のバリエーションが増えました。
キーマンはハキミ
モロッコ代表で最も市場価値の高い選手であり、攻撃参加が得意なサイドバックです。
ウィングバックとして活躍することも多く、走力を活かした独力が魅力的。
中盤の構成ではどうしても他国に劣ることの多いモロッコですが、ハキミであればスキを突いた中盤を飛ばしてサイドから切り裂くことができます。
モロッコの攻撃がハマるかは、ハキミにかかっているといっても過言ではないでしょう
連覇に王手をかけれるか
実力的に言えばフランスでしょうが、モロッコはそれをすべて覆してきたチーム。何が起こるかわからない難しいゲームになることは言うまでもありません。
しかし、モロッコの消耗度は激しく特に負担の大きいディフェンス陣は厳しい状況です。
フランスの猛攻にどこまで耐えられるかが勝負のカギとなるでしょう。
さて結果はいかに…。