こんにちは、まもです。
本記事では現役の定額カルモくんユーザーである私が、利用してみたデメリットと私なりの解決策を紹介していきます。
定額カルモくんを検討中の方は、後悔しない契約をできるようにぜひ確認してみてください。
【読めば分かる事】
・カルモくんのデメリット
・ユーザーが教える解決策
カルモ推奨ナビだと運転中に操作できない
私がカルモくんを契約して一番びっくりしたことは、定額カルモくん推奨ナビだと運転中の操作ができないことです。
思い付きで行動するタイプの私は、走行中に行き先が変更になることが多いので使い勝手が悪さに後悔しました。
実は、市販ナビだとオートバックスなど大手カー用品店でキャンセラー(運転中に操作ができるようになる部品)を取り付けてもらえないのです。
取り付け可能なのは、純正ナビかカーナビの設置工事を依頼時のみとのこと…。
市販ナビは納車後に取り付ける
月額の費用はかさみますが、純正ナビを取り付けることで解決できます。
しかし、私のおすすめは納車後の市販ナビ取付です。
なぜなら、ナビは使用頻度が高く目立つところにあるため操作性や見栄えに不満があるとストレスになるからです。
なので、自分に合ったナビを調べて取付したほうが良いでしょう。
整備工場なら対応してくれるところも
すでに定額カルモくん推奨ナビで契約されてしまった方や、自分で購入するのは予算的に厳しいという方もご安心ください。
整備工場であれば、対応してくれるところも結構あります。
知り合いの整備工場があればそこにお願いするのが一番ですが、ネットで「地域 自動車整備工場」と検索すれば結構出てきます。
また、セイビーという出張整備を依頼できる専門サイトもあるので確認してみてください。

任意保険がプランに入っていない
定額カルモくんは保険代込みとうたっていますが、それはあくまで加入が絶対必要な自賠責保険のみです。
任意保険はプラン内容に入っていません。
任意保険は任意とはいえ、事故した時のために入っておいたほうが良いと思いますので、月額費用とは別に保険料がかかることを認識しておきましょう。
合理性のある契約や等級引継ぎに有利
任意保険がプラン内容に含まれていないというのは、追加費用が必要という意味ではデメリットですがメリットもあります。
・自分に合った契約が可能
・等級の引継ぎが可能
自動車保険も生命保険などと同様に、それぞれのライフステージによって必要な保険が変わります。
なので、プランにセットされている保険だと無駄な費用を払うことになるかもしれません。
また、プラン内容にセットされている保険は契約者が本人ではなくリース会社になってしまうため等級の引継ぎができないんです。
積み上げてきた等級は一度リセットされてしまいますし、契約終了後はまた一から等級を積み上げていかなければいけません。
自由度の高い契約は期間が長い
定額カルモくんは、改造ができるなど自由度の高い契約が魅力の一つです。
改造ができるのは車好きにとってはうれしい限りでしょう。
しかし、注意点もあります。
定額カルモくんの契約で自由度が高い理由は、契約終了後も契約者が車の所有者になるからです。(もらえちゃうプランのみ)
契約終了後に返却するプランだと、再利用において汎用性が低い改造車は査定額が低くなるので追徴金を取られる場合もあるでしょう。
そして、もらえちゃうプランが適応できるのは7年以上の契約のみです。
好きに使えると割り切ろう
カーリースで自由度の高い契約をしたいのであれば、仕方ないと割り切るしかありません。
短い契約で自由度が高いとリース会社が利益を得れないため、どうしても契約期間が長くなってしまうのです。
ただし、メリットもあります。
・月額費用が安くなる
・審査に通りやすくなる
契約期間が延びれば、当然月額費用も安くなります。少し高い車でも、無理のない支払スタイルを選べるのはメリットといえるでしょう。
また、契約期間が長いことは審査通過へのメリットになります。
一般的に審査は、年収に対する年間の返済額の割合を示す「返済負担率」で判断するといわれています。そのため、月額利用料を抑えれば低い年収でも審査を通過する可能性が高くなるのです。
ライフスタイルの変化に柔軟に対応できない
定額カルモくんだけにかかわらず、ほとんどのカーリース契約は数年単位で行われます。
そのため、急なライフスタイルの変更には対応できない傾向にあります。海外転勤などで利用できなくなる場合においては、優遇措置があるサービスもありますが微々たるものです…。
単年契約又は、ライフスタイルが固まってから契約
自分の中でライフスタイルが固まるまでは、単年契約をお勧めします。
単年契約であれば、どうしても返却しなくてはいけない状況でも契約解除金が安く済みますし柔軟な対応もしやすいです。
自由度の高い長期契約は、子供ができてこれ以上子作りするつもりはないなどある程度利用用途が制限できるようになってからにしましょう。
月々の支払いが高い
定額カルモくんにかかわらず、カーリースは月額利用料が高い傾向にあります。
そのため、より安く車を手に入れたいのであれば購入がおすすめです。
維持費を計算すれば変わらない
購入のほうが月々の支払いが少なく済むのは事実です。
しかし、定額カルモくんは税金・保険・メンテナンス料などが含まれているため維持費を計算すればあまり変わりません。
整備料が回数制
あまり知られていないのですが、実は定額カルモくんのオイル交換やフィルター交換など定期的に必要な部品交換は回数制かつ上限金額が決まっています。
制限回数や金額を超えてしまうと自腹になってしまいますので、注意が必要です。
上限金額ギリギリの整備をしよう
回数制限や金額制限はありますが、無理な設定になっているわけではありません。ただし、何も考えずに整備をしていると損をしてしまいますので注意が必要です。
定額カルモくんの整備は、上限額ぎりぎりで抑えるように行えば損なくカーライフを楽しめるでしょう。
試乗は敬遠される
定額カルモくんの契約で地味に面倒なのが、契約したい車の実物チェックです。
定額カルモくんは店舗があるわけではないので、実車のチェックは各メーカに足を運ぶ必要があります。そして、どのメーカーでもリース契約の話で見に来ていると話すと担当営業さんがあまりいい顔をしません…。
まぁ、当然ですよね。自分の成績にはならないので、そこに時間をかけたくないのはわかります。
カーリースでの利用を伏せて試乗依頼する
定額カルモくんで実車を見に行く場合においても、購入するつもりでと伝えるかリースと迷っているという感じで伝えたほうが良いでしょう。
実際私は、定額カルモくんで契約することは決めているみたいな話で行ったら試乗予約で行ったのに試乗をさせてもらえずに終わりました…。
支払方法が限定的
今やカード払いや電子マネーでの支払いが当たり前になっていますが、定額カルモくんにおいては銀行引き落としのみになっています。
しかも、契約者本人の口座のみなので家族の口座から引き落とすこともできません。
カルモの支払口座にまとめる
面倒ではありますが、支払い口座を同じをまとめたいのであれば定額カルモくんで契約した口座にまとめるように変更しましょう。
【定額カルモくん】デメリットを理解した上で契約を
定額カルモくんを契約してみて、8つのデメリットが見えてきました。
・カルモ推奨ナビだと運転中に操作できない
・任意保険がプランに入っていない
・自由度の高い契約は期間が長い
・ライフスタイルの変化に柔軟に対応できない
・月々の支払いが高い
・整備料が回数制
・試乗は敬遠される
・支払方法が限定的
定額カルモくんはデメリットを理解したうえで契約をすれば、充実のカーライフを楽しめるサービスです。
安易に契約するのではなく、しっかりと検討したうえで契約しましょう。