この記事を読めば『リモートワークに向いているか』がイメージでき、働き方の指針を発見できますよ。
実際に個人事業主と会社員として両方でリモートワークを経験しているまもが実体験をもとに、リモートワークのメリット・デメリットを解説します。
メリット:会社員の場合

以下では会社員としてリモートワークを選択するメリットを紹介します。
出勤型や副業または、個人でリモートワークをしている場合すべての経験をもとに、メリットをまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
❷雑務を押し付けられなくなる
❸お金が節約できる
拘束時間が短くなる
「リモートワークのメリットは?」と聞かれたら、多くの人が通勤時間を無くなることを思い浮かべるのではないでしょうか。
通勤時間が無くなることにより、企業に拘束される時間は短くなります。空いた時間で趣味や副業など様々なことに時間を使えるので、自分の時間を大切にしたい方には天職にも思えるかもしれません。
実際私も以前は出勤型の企業に勤めていたのですが、フルリモートで働ける企業に勤めたことによって本サイトの運営に時間がさけるようになりました。さらに私は朝が弱いので、ぎりぎりまで寝ておけるというのもうれしいポイントです。
始業5分前まで寝ていることも…
一度リモートワークの良さを体感してしまったら戻れないかもしれませんね。
雑務を押し付けられなくなる
「顔が見えない」「何をしているか分からない」など、リモートワークではコミュニケーション不足になりがちだとよく言われます。実際横に上司や同僚が座っているわけではないので、コミュニケーションはしずらいです。
ただし、これはメリットとしても上げられるポイントです。
日本人は相手のことを慮る気質を持っています。なので、相手が何しているか見えないと「忙しいかもしれない」と仕事を押し付けられることが減るんです。実際私も本当に必要なことは割り振られてますが、「これ必要?」といった理不尽な雑務は減りました。
また、周りが何をしているか分かりずらいことによって雰囲気に流されることが減ります。
例えば、「自分の仕事が片付いたので帰りたいのに、周りが忙しそうだから帰れない」「急に社内の掃除を始めたから、手伝わないといけいない雰囲気が…」なんて経験をしたことはありませんか?
リモートワークでは、周りの目を気にせずにパッと仕事を切り上げられるのもメリットです。
お金が節約できる
リモートワークをしてみて実感をしていることなのですが、出費が減るのは結構うれしいです。
なぜ出費が減るのか?
それは、飲食費や交際費が減るからです。
外で働いていると自販機で飲み物を買ったり、昼食は外食がメインという方も多いのではないでしょうか。毎日弁当を作ったり、水筒を持ち歩くのは大変ですもんね…。
また、上司や同僚との付き合いもあるので弁当があるのに外食に行ったり、仕事終わりに飲みに行くということも増えるでしょう。
リモートワークなら自宅で飲食ができますし、飲みに行く機会も激減します。行きたくもない飲み会に付き合わされるストレスもなくなりますよ♪
私は毎日のようにペットボトル2~3本買ってましたし、昼食は1000円程度のお金を使っていたので、リモートワークになって月間2万円ほど節約できるようになりました。
メリット:副業・フリーランスの場合

以下では会社員ではなく、個人事業主や副業などでフリーランスとしてリモートワークを選択するメリットを紹介します。
❷好きな環境で仕事ができる
❸人間関係に悩まず働ける
時間に縛られない
フリーでリモートワークをする場合は、社員としてリモートワークをするよりもより時間を自由に使えるんです。
社員で働く場合は、就業時間を守る必要があります。最近はフレックスタイム制の導入により比較的に自由になってはきましたが、それでも決まった時間に規定時間働くことも求められるでしょう。リモートワークで働いていたとしても、日中に勤務することを求められることが多いです。ある程度同じ時間で働かないと統制がとれないので、仕方ないことではありますが…。
しかし、フリーランスでリモートワークを選択すれば勤務時間を自由に選択できます。もちろん取引先とのミーティングで、日中に働かなければいけないこともありますが比較的自分で時間を決めて働けるのです。家で仕事をするので、オフィスが閉まってしまうなどといった環境面での影響もありません。
好きな環境で仕事ができる
社員としてリモートワークをしている場合だと、勤務場所を国内のみや自宅のみといった制約を設けている企業は多いです。通信料や時間軸・セキュリティの観点から決められているのですが、自由度は若干下がってしまうでしょう。
私も基本は家で仕事をしているのですが、行き詰った時などは雰囲気を変えて働いた方が仕事が捗るのでカフェやコワーキングスペースなどを利用し気分転換してます。
人間関係に悩まず働ける
会社員の場合は、社内外で気を使いながら働く必要があります。
社外の場合は「お金を頂いているので仕方ない」と割り切れる部分もありますが、社内の場合は仕事を効率的に進めるためや評価のため以外にも雰囲気悪くしないために気を使っている人も多いでしょう。
私も毎日「なんで、社内でこんなに気を使わなければいけないんだ」と思いながら働いていました。
しかし、フリーで働いている場合は基本的にクライアントとのかかわりが主になります。チームで動く場合もありますが、対面で関わる機会は少ないので必要以上に気を使う必要はなくなるでしょう。
また、フリーで仕事をしている場合は委託契約が多くなります。一つの会社だけと付き合いをして行くわけではないので、働きやすい環境を選んでいける点もメリットといえるでしょう。
私は常に5社ぐらいとお付き合いしていましたが、長くお付き合いしている企業は2~3社で後は2~3ヶ月程度で入れ替わることが多かったです。短期的なお付き合いの企業が多かったこともあって、気を使う場面は会社員の頃より激減しました。
デメリット

リモートワークは、時間の効率化などができる反面で意思疎通がとりずらいというデメリットも発生すると言われています。企業の体制変更や様々なサービスが日々展開されることにより働きやすさは改善されていますが、まだまだ出社型と比べてデメリットに感じてしまう部分があるのも事実です。
以下では、リモートワークのデメリットを紹介します。
❷自己管理能力が求められる
❸家庭環境が仕事に影響する
❹人によっては出費が増える
❺運動不足になりやすい
❻引越しに気を遣う
質問がしずらい
「teams」「slacks」「zoom」など様々なコミュニケーションツールが展開されており、日々新しいサービスが展開されているので一昔前よりはコミュニケーションはとりやすくなりました。しかし、出社型と比べてどうかと聞かれると…。
リモートワークはコミュニケーションがとりにくいのが現実です。
何故なら、相手の性格・感情・状況を読み解くのが難しいから…
出社型からリモートに切り替えた企業であれば、ある程度かかわりのある同僚の性格は把握しているのでやり取りはしやすいでしょう。しかし、最初からリモートでやり取りをすると同僚の性格を把握するのは困難です。テレビ会議をしているときの良い人でも、画面を切った後に何を言っているか分からないですからね…
また、チャットだけだと今どんな体調や感情なのかや忙しいかどうか分かりずらいです。相手のことが分からないとちょっとした質問だと「こんなこと質問していいのかな」と躊躇してしまいます。結果生産性も落ちてしまうという悪循環…。私は、気兼ねなく質問ができるようになるまで半年ぐらいかかりました。これは無駄な時間だったなと今になって思いますね。
自己管理能力が求められる
リモートワークの一番の障壁は、誘惑が多いことだと思います。
自宅で働く=自分の好きなものがそろっている空間
になってしまう傾向にあるので、仕事に集中ができない人もいるでしょう。監視している人もいませんしね…
teamsなどは同僚の状況が分かるようになっているためパソコンを触っていないとバレてしまいますが、マウスを定期的に動かせば解決できます。
さらにフリーの場合は、決められた時間で働く必要がないため自己管理ができないと夏休みの宿題のように追い詰められてからやるといった苦しい思いをすることもあるでしょう。納期も1~2日程度の物から2~3ヶ月で報告も隔週と幅広いので、長納期になればなるほど自己管理が重要になります。ちなみに私は、追い込まれて48時間連勤したことがありました。
家庭環境が仕事に影響する
一人暮らしをしている人ならそこまで影響はないのですが、家族や恋人と同居している方は働きにくさを感じる場面もあるでしょう。
私がリモートワークで実際に感じた働きにくさを紹介します。
【1LDKでのリモートワーク】
書斎があるわけではなく、リビングに隣接した寝室で勤務。電話を頻繁にする仕事をしていたため音が気になり、お客さんに怒られることも…。妻も音に気を付けた生活をしなければいけなくなり、ストレスがたまるとケンカに発展。結構修羅場でしたね(笑)
【共働き(お互いリモートワーク)】
出社しているときは、周りの目はありますが多少の休憩は気兼ねなくできました。それこそ営業だったので、売り上げがあるときは若干さぼることも…。しかし、リモートワークでは妻が入っていた時に休憩していると文句を言われるのではないかと考えて妻が来た音がしたら仕事しているフリをするなど結構面倒くさいです。
まぁ、妻は時間の制約がない働き方をしているので日中の家事を任せてしまっている部分もあるので仕方ないことではあるんですが…。
【子供がいる家庭】
子供は小さければ小さいほど予想がつきません。泣き出したら止まらないですし、突然部屋に入ってくることも…。それで怒られた経験はありませんが、商談中だと何か言われるんじゃない方冷や汗をかきます。私は経験していないのですが、小中学生の子供がいる場合は夏休みなどで友達が遊びに来てうるさいなんてこともあるそうです。
人によっては出費が増える
社員リモートワークのメリットでお金を節約できると紹介させていただきましたが、人によっては出勤型よりお金がかかる場合があります。
それは、元々節約を心がけており飲食費や交際費を抑えていた方です。実はリモートワークでは、抑えられる出費がある反面増える出費もあります。
それは…
電気代と設備費
パソコンの充電程度なら対して電気代に変化はありませんが、エアコンや空気清浄機などを利用すると月々の電気代がかなり高くなります。
私の場合は、8月の電気代が2倍になっちゃいました!!
また、リモートワークをするための設備が整っていない方は初期投資が必要になる場合も…
【仕事用に揃えた方がいいもの】
・デスク
・椅子
・ネットワーク環境
・エアコン
・パソコン
・イヤホン
・マイク
・事務用品(ペンやメモ帳)
運動不足になりやすい
これは結構言われていることですが、通勤などがなくなることによって運動が極端に減ります。
リモートワークができる仕事は体を動かす仕事が少ないので、運動する癖を付けないと体に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
実際私は、リモートワークを始めてから10Kg程度増量しぎっくり腰も発症しました。今は絶賛ダイエット中です。上手く痩せれたらダイエット方法も紹介するのでお楽しみに(笑)
引越しに気を遣う
リモートワークのデメリットとして意外と気が付かないのが、引越しのしにくさです。
リモートワークは、どこでも仕事ができるので一見引越しがしやすそうに見えますが「ネットワーク環境を整えるのに時間がかかる」ことから意外と気を遣います。リモートワークは、ネット環境が一番大事だといっても過言じゃありません。会議などをする必要がない仕事でも、依頼表や納品にはネットを使うことが一般的です。速度制限がかかると、データの重いものはダウンロードもアップデートもできません。
つまり、リモートワークでネットワーク環境が整っていないことは「致命傷」になりうるのです。
私もあまり気にせずに引越しをしたのですが、引越しして3カ月でやっとネットが開通しました。
引越しの1ヶ月前に「ソフトバンク光」を申し込む
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サーバーメンテナンスと重なったため、工事の予約が引越しの2週間前になってもできない
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慌てて、「NURO光」を申し込み引き渡し日当日に工事完了
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ただし「NURO光」は2回工事が必要なためまだ開通できず2回目工事設定を待つ
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1ヶ月半待っても何の連絡もなし、連絡してもお待ちくださいの一手張り
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愛想が尽きて「au光」を申し込み
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5週間でやっと開通
光回線が通っていない間はポケットWi-Fiを借りていたのですが、通信速度無制限のWi-Fiでも短期間で使いすぎると通信制限がかかります。うちは子供がYoutubeを垂れ流しで見たがるので、すぐに容量オーバー。仕事に差し支える状況になってしまいました。子供にも「もう見れないよ!」といわないといけない状況に追い込まれたので、ポケットWi-Fiでしのぐことはおすすめできません。
自分にとってベストな働き方を見つけよう
ご紹介したようにリモートワークには、メリットとデメリットがあります。話題の勤務スタイルといこうでリモートワークが転職におけるビッグワードになっていますが、話題性だけで飛びつくのではなく自分に合った働き方なのかを考えてから始めてくださいね。
私は今では転職するとしてもリモートワークだと思っていますが、始めて半年ぐらいの時は出勤型が良かったと思っていたのですべての人にとってリモートワークが理想の働き方ではないと思います。最後にメリットデメリットをおさらいしておきましょう。
❶拘束時間が短くなる
❷雑務を押し付けられなくなる
❸お金が節約できる
【個人リモートワークのメリット】
❶時間に縛られない
❷好きな環境で仕事ができる
❸人間関係に悩まず働ける
【リモートワークのデメリット】
❶質問がしずらい
❷自己管理能力が求められる
❸家庭環境が仕事に影響する
❹人によっては出費が増える
❺運動不足になりやすい
❻引越しに気を遣う
メリットの方が大きいという方は、リモートワークのお仕事を探してみましょう。現段階ではまだフルリモートの企業は少なく、求人票では分かりにくいのでエージェントの利用がおすすめです。ウズキャリは若手に特化したエージェントが多数所属しているので、新しい挑戦をしてみませんか。