ラ・リーガチーム紹介2023‐24シーズン最新版アトレティコ・マドリードについて

CL(チャンピオンズリーグ) ラ・リーガ

【ラ・リーガ:23‐24シーズン】アトレティコ・マドリードの選手・フォーメーション・戦術を超簡単に紹介!



今回紹介するチームは、スペインの古豪であるアトレティコ・マドリード。
チャンピオンズリーグ(CL)で日本人選手が所属するラツィオやセルティックと同組になったことでも注目が集まるクラブ。

久保建英の活躍や日本人選手の活躍を観るために今年からラ・リーガやCLを観ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手、チームの戦術的特徴や不安要素を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。

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アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードHP

アトレティコ・マドリードは1903年にスペインのマドリードにて創設、同じくマドリードに本拠地を置くレアルマドリードとはライバル関係にありマドリードダービー(別名:エル・デルビ)は世界中から注目されている。

レアルマドリード・FCバルセロナと並び、スペインの3強と称されており昨季を含み11シーズンにわたりラ・リーガの1位~3位を独占しています。
また、FCバルセロナに次いでスペインで2番目にサポーターが多いクラブ(世界では8番目)です。2部に落ちた際には、アトレティコを見捨てないという意味から会員数が2倍近く伸びるなど非常に愛されているクラブです。

一方で、一部熱狂的の熱狂的なサポーターが他クラブのサポーターに対して殺傷事件を起こすなど、長年の悩みの種になっている側面もあります。

チームの愛称は、『アトレティコ』や『マットレス』、クラブカラーからとった『ロヒブランコス(赤と白)』が有名です。

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チーム情報

【本拠地】
スペイン:マドリード州マドリード
エスタディオ・メトロポリターノ

【創設】
1903年

【所属リーグ】
ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)

【主要獲得タイトル】
・ラ・リーガ:11回
・コパ・デル・レイ:10回
・スーペルコパ・デ・エスパーニャ:2回
・UEFAヨーロッパリーグ : 3回
・UEFAスーパーカップ : 3回

▼その他タイトル

昨季の成績と今期の目標

【昨季の成績】

・ラ・リーガ:3位(77p)
 (23勝8分7敗70得点33失点)
 ※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・コパ・デル・レイ:ベスト8
・チャンピオンズリーグ:GL敗退
 ※GL:グループリーグの略称

昨季は、契約関係でエースのグリーズマンを序盤はフルタイム使えないなどの影響からか思うようにいかないシーズンに。

チャンピオンズリーグの出場権獲得といった最低限の目標は達成したが、良いシーズンだったとは言えないでしょう。

【今季の目標】

最大目標:ラ・リーガ優勝&CL優勝
最低目標:CL出場権獲得&CLグループリーグ突破
※CL:チャンピオンズリーグの略称

ラ・リーガの3強としては、やはりリーグ戦での優勝は目指したいところ。また、良いところまではいくが優勝までは届いていないCLでも出来れば優勝したいという思いがあるでしょう。

もちろん、ラ・リーガとCLはどちらも簡単なコンペティションではないため、最低限の目標として来季のCL出場権と放映権料のためにCLグループステージ突破は死守したいところです。

所属選手

登録選手名背番号身長/体重昨季成績
GKオブラク1330歳188cm
87kg
28試合
0得点
グルビッチ127歳195cm
83kg
12試合
0得点
CBヒメネス228歳185cm
79kg
28試合
2得点
エルモソ2228歳184cm
76kg
26試合
3得点
ソユンジュ427歳185cm
82kg
7試合
1得点
S・サビッチ1532歳187cm
80kg
22試合
0得点
RSBN・モリーナ1625歳175cm
70kg
33試合
4得点
アスピリクエタ334歳178cm
78kg
25試合
0得点
LSBマンダーバ2329歳180cm
73kg
22試合
0得点
ガラン1728歳172cm
70kg
37試合
0得点
CMデ・パウル529歳180cm
70kg
30試合
2得点
M・ジョレンテ1428歳184cm
74kg
22試合
1得点
コケ (C)631歳176cm
75kg
33試合
0得点
サウール828歳184cm
76kg
31試合
3得点
ヴィツェル2034歳186cm
81kg
33試合
0得点
バリオス2420歳181cm
64kg
21試合
0得点
AMルマール1127歳171cm
66kg
27試合
1得点
RWA・コレア1028歳171cm
70kg
35試合
9得点
LWリノ1223歳178cm
69kg
38試合
6得点
R・リケルメ2523歳174cm
65kg
34試合
4得点
ビトーロ33歳185cm
80kg
8試合
0得点
CFグリーズマン732歳176cm
73kg
38試合
15得点
モラタ1930歳190cm
84kg
36試合
13得点
デパイ929歳176cm
78kg
8試合
4得点
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移籍情報

【加入】

  • サムエル・オモロディオン[グラナダ]
  • ハビ・ガラン[セルタ]
  • サンティアゴ・モウリーニョ[ラシン・クラブ]
  • セサル・アスピリクエタ[チェルシー/フリー移籍]
  • チャグラル・ソユンク[レスター/フリー移籍]
  • カルロス・マーティン[アトレティコB]
  • ヘルマン・バレラ[アトレティコB]

【退団】

  • マテウス・クーニャ[ウォルヴァーハンプトン]
  • レナン・ロディ[マルセイユ]
  • ジョフレイ・コンドグビア[マルセイユ]
  • セルヒオ・カメージョ[ラージョ]
  • マヌエル・サンチェス[セルタ/フリー移籍]
  • マット・ドハーティ[ウォルヴァーハンプトン/フリー移籍]
  • ビクトル・モジェホ[レアル・サラゴサ/ローン移籍]
  • フアン・マヌエル・サナブリア[サン・ルイス]
  • サンティアゴ・モウリーニョ[レアル・サラゴサ/ローン移籍]
  • ジョアン・フェリックス[バルセロナ/ローン移籍]
  • サミュエル・オモロディオン[アラベス/ローン移籍]
  • ボルハ・ガルセス[エルチェ/ローン移籍]
  • ヘルマン・バレラ[レアル・サラゴサ/ローン移籍]
  • カルロス・マーティン[ミランデス/ローン移籍]
  • ジュリアーノ・シメオネ[アラベス/ローン移籍]
  • ハビエル・セラーノ・マルティネス[シュトゥルム・グラーツ/ローン移籍]

フォーメーション

基本フォーメーション(3-5-2、5-3-2)

アトレティコ・マドリードの基本フォーメーションは3-5-2(DF3人、MF5人、FW2人)か5-3-2(DF5人、MF3人、FW2人)。

基本は3-5-2で戦うことが多いですが、格上や同格かつカウンターや攻撃に強みを持つクラブとの対戦時に守備的なフォーメーションとして5-3-2を採用する傾向にあります。

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アトレティコ・マドリードの戦術的特長

アトレティコ・マドリードの戦術的特長について紹介します。

ネガティブトランジション

アトレティコ・マドリードの特徴は切り替えの速さ。
特にボールを奪われた際の切り替え、いわゆるネガティブトランジションの速さは彼らの代名詞です。

チームを率いるシメオネ監督は、守備設定から試合プランを設定し相手チームのストロングポイントを消すのが得意な監督。相手キーマンを自由にさせないために、試合ごとに中盤やサイドの強度を変えることで鉄壁の守備を誇ります。

守備意識が高く、ハードワークとインテンシティの高さでアトレティコ・マドリードは名門へと復活しました。

  • インテンシティ
    『強さや激しさ』
    フィジカルだけではなく精神的な意味合いもある。

ビルドアップとポジショナルプレー

昨季終盤から、アトレティコ・マドリードはより攻撃的なチームへと進化を遂げています。
その進化を支えてとなっているのが、ビルドアップとポジショナルプレーです。

これまではCBにインテンシティが高く、弾き返せる選手を選択していましたが現在はエルモソやヴィツェルといったボールを繋げる選手を選択しCBが中盤まで上がり組み立てに参加することで数的有利を作る形を狙っています。

また、リンクマンとしての能力に秀でたグリーズマンを中心に攻撃を組み立てることで、ポジショナルプレーの練度を上げることにも成功しました。

  • ビルドアップ
    『攻撃を構築すること』。
    主にGKやDFなど自陣の守備的な選手がパスを活用して前進することを指す。
  • リンクマン
    『ボールを中継する役目』
    単純にボールを配給するだけではなく、ボールを引き出す動きやスペースを上げる動きも求められるためピッチ全体を把握することが求められる。
  • ポジショナルプレー
    『選手を正しい位置に配置すること』
    明確な定義はないが、攻撃の最適化を図るために重要だとされている戦術用語の一つ。

アトレティコ・マドリードの戦術的弱点

アトレティコ・マドリードの戦術的弱点について紹介します。

個の打開力に不安

アトレティコ・マドリードは昨季終盤から攻撃的なチームへと変貌を遂げていますが、組織的な動きが求められる守備に定評のあるチームらしく攻撃でも組織的な動きを得意としています。周りを活かせる選手が多いため、戦術と選手がマッチしているといえるでしょう。

一方で、個での打開力には不安が残ります。
昨季まではカラスコなど独力で突破できる選手がいたため、アイソレーションを戦術に組み込みサイドを有効利用することができていました。

彼の移籍がチームにどれほど影響するのか、新たに独力で突破できる選手がいるのか疑問と不安が残っています。

  • アイソレーション
    敢えてサポートに行かず、守備を引き付けることで1対1の状態を作り出すこと。

グリーズマンへの依存

昨季はワールドカップで調子を上げたグリーズマンが、クラブでも好調を維持したためリーグ後半は優勝したバルセロナよりも多く勝ち点を獲得していました。
単純に考えれば、昨季終盤の調子を維持できれば優勝も狙えるという明るい話題です。

一方で、リーグ前半の調子が良くなかった要因の一つにグリーズマンを有効活用できていなかったという点が挙げられます。

グリーズマンを有効活用できた後半が調子が良くて、できなかった前半が調子が悪い。

これは、グリーズマン次第でチーム状況が大きく変わってしまうという意味にも取れてしまいます。
実際、今の攻撃力を支えているのは良いポジショニングでボールを引き出してパスを行うリンクマン、シュートをするフィニッシャーとして活躍できるグリーズマンです。

彼が不調に陥ったり、負傷で長期離脱になってしまった際は厳しい状況になるでしょう。

注目選手

アトレティコ・マドリードの注目選手はこちらの3名

  • グリーズマン
  • オブラク
  • コケ

グリーズマン

アトレティコ・マドリードのエース、そして頭脳としてチームを支えるグリーズマン。

攻撃的なプレーにおいては何でもできる選手であり、特にボールを引き出す動きが抜群です。どこにスペースがあり、どこに動けばどこが空くのかを理解しておりチームの攻撃の中心としてボールの配給や得点を期待される選手。

FCバルセロナから帰ってきた、エースが再びアトレティコ・マドリードで輝く姿を期待したいですね。

オブラク

長い手足を活かしたセービングと抜群のポジショニングで、チームを最後尾から支えるオブラク。

ラ・リーガにて、1シーズンの平均失点数が一番少ないGKに与えられるサモラ賞を4季連続を含み5度も獲得した名手です。

近年は年齢的な衰えなどを指摘されていますが、それでも世界トップレベルGKであることは間違いありません。攻撃的にシフトしたチームを支えるためにも、オブラクの奮起が求められるでしょう。

コケ

アトレティコ・マドリードのキャプテンであり、魂であるコケ。

運動量が多く、インテンシティの高さが求められるアトレティコ・マドリードの中盤において攻守における要となっています。また、足元の技術も高く正確なラストパスも遅れる選手。

成長著しいバリオスの良きお手本として、今季も男気溢れるプレーを見せてほしいですね。

変革したチームで再び頂点へ!

昨季終盤より、攻撃的なチームへと変革したアトレティコ・マドリード。

まだまだ、これから練度を上げていかなければいけない部分もありますが守備が良いチームなだけに安定感は抜群です。

今季はラ・リーガ優勝を狙えるチームになっており、もしかしたら悲願のチャンピオンズリーグ優勝も……。

期待が膨らみますね。

DAZN
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まも

会社員兼ライターです♪ とにかく新しいことが大好きなので、今はサブスクで色んなことを試してます。 サブスクの経験談や新着情報を発信していくので、お楽しみに! あっ!あと上場企業で第一号フルリモート社員として参画したので、 リモートワーク情報についても紹介していきますね。 (サブカテゴリーなので、更新頻度は低いかもwww)

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