今回紹介するチームは、スペインのトップリーグであるラ・リーガで活躍するレアルマドリード。
世界トップレベルのクラブであり、日本にも多くのファンを抱えるチームなので知っている方も多いでしょう。
今年からラ・リーガを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。
観て予想して楽しもう
稼げるサッカーのカードゲーム
sorare
選手の活躍がリアルタイムで反映される革新的なシステム
1枚のカードが3200万円で取引されたことも!!
活躍しそうな選手を予想して、セリエAを2倍楽しもう
レアルマドリード
レアルマドリードは1902年にスペインのマドリード州マドリードにて創設、FCバルセロナとアスレティック・ビルバオと並んで一度も2部降格をしていません。
チャンピオンズリーグで、3年連続もしくは5回の優勝すれば獲得できるビッグイヤーの永久保持を認められた史上初のクラブです。
同大会の最多優勝記録を持つクラブであり、2015‐16~2017‐18シーズンにおいては史上初の3連覇を達成。(前身のチャンピオンズカップ時代には、5連覇も達成)ヨーロッパの舞台で無類の強さを誇ります。
また、国内リーグであるラ・リーガの最多優勝記録も保有しているクラブです。
一般市民などからの会員を募り、その会費でチームを運営するソシオ制と呼ばれる特徴的な運営をしているため熱狂的なファンが多いのが特長。
一昔前までは、銀河系軍団と呼称されるような有名選手を買い漁りを行っていましたが、現在は若手の有望株を獲得し育てる方向にシフトしました。その代表株は、ヴィニシウス、ロドリゴ、バルベルデなど。
チームの愛称は、『レアル』やクラブカラーからとった『エル・ブランコ(白い巨人)』が有名です。
今話題の稼げるサッカーゲーム『Sorare(ソラーレ)』はこちらからチーム情報
【本拠地】
スペイン:マドリード州マドリード
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ
【創設】
1902年
【所属リーグ】
ラ・リーガ(スペイン1部リーグ)
【主要獲得タイトル】
・ラ・リーガ:35回(最多)
・UEFAチャンピオンズリーグ:14回(最多)
・FIFAクラブワールドカップ:5回(最多)
・コパ・デル・レイ:20回
・スーペルコパ・デ・エスパーニャ:12回
昨季の成績と今期の目標
【昨季の成績】
・ラ・リーガ:2位(78p)
(24勝6分8敗75得点36失点)
※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・コパ・デル・レイ:優勝
・スーペルコパ・デ・エスパーニャ:準優勝
・チャンピオンズリーグ:ベスト4
・UEFAスーパーカップ:優勝
・FIFAクラブワールドカップ:優勝
3つのタイトルを獲得しましたが、重要視しているラ・リーガとチャンピオンズリーグで残念な結果となってしまった昨季。
特にラ・リーガにおいては、バルセロナに10pも離され早々に優勝を獲得されてしまいました。
【今季の目標】
最大目標:ラ・リーガ優勝&チャンピオンズリーグ優勝
最低目標:ラ・リーガ優勝&チャンピオンズリーグベスト8
レアルマドリードは今季もラ・リーガとチャンピオンズリーグの2つの大会を重要視し、両方で優勝を勝ち取ることを目標とするでしょう。
とはいえ、チャンピオンズリーグ優勝はヨーロッパの舞台で無類の強さを誇るレアルマドリードといえど困難です。ラ・リーガ優勝は絶対ですが、チャンピオンズリーグに関してはベスト8迄進ことが最低の目標となるでしょう。
所属選手
登録 | 選手名 | 背番号 | 歳 | 身長/体重 | 昨季成績 |
GK | クルトワ | 1 | 31歳 | 200cm 96kg | 31試合 0得点 |
ルニン | 13 | 24歳 | 192cm 87kg | 7試合 0得点 | |
CB | ミリトン | 3 | 25歳 | 186cm 78kg | 33試合 5得点 |
アラバ | 4 | 31歳 | 180cm 78kg | 23試合 1得点 | |
リュディガー | 22 | 30歳 | 190cm 86kg | 33試合 1得点 | |
ナチョ | 6 | 33歳 | 180cm 76kg | 27試合 1得点 | |
RSB | カルバハル | 2 | 31歳 | 173cm 73kg | 27試合 0得点 |
バスケス | 17 | 32歳 | 173cm 70kg | 23試合 4得点 | |
オドリオソラ | 16 | 26歳 | 176cm 66kg | 3試合 0得点 | |
LSB | メンディ | 23 | 28歳 | 180cm 73kg | 18試合 0得点 |
F・ガルシア | 20 | 23歳 | 167cm 69kg | 38試合 2得点 | |
CM | ベリンガム | 5 | 20歳 | 180cm 75kg | 31試合 8得点 |
バルベルデ | 15 | 24歳 | 182cm 78kg | 34試合 7得点 | |
カマビンガ | 12 | 20歳 | 182cm 68kg | 37試合 0得点 | |
チュアメニ | 18 | 23歳 | 187cm 81kg | 33試合 0得点 | |
クロース | 8 | 33歳 | 183cm 76kg | 30試合 2得点 | |
セバジョス | 19 | 26歳 | 179cm 70kg | 30試合 0得点 | |
モドリッチ | 10 | 37歳 | 172cm 66kg | 33試合 4得点 | |
A・ブランコ | 27 | 22歳 | 176cm 68kg | 17試合 0得点 | |
OMF | B・ディアス | 21 | 23歳 | 171cm 59kg | 33試合 6得点 |
ギュレル | 24 | 18歳 | 176cm 62kg | 20試合 4得点 | |
レイニエル | 30 | 21歳 | 185cm 72kg | 18試合 2得点 | |
RW | ロドリゴ | 11 | 22歳 | 174cm 64kg | 34試合 9得点 |
LW | ヴィニシウス | 7 | 23歳 | 176cm 73kg | 33試合 10得点 |
CF | ホセル | 14 | 33歳 | 192cm 86kg | 34試合 16得点 |
移籍情報(2023/7/17時点)
【加入】
- ジュード・ベリンガム[ドルトムント]
- アルダ・ギュレル[フェネルバフチェ]
- フラン・ガルシア[ラージョ]
- ホセル[エスパニョール/ローン移籍]
- ブラヒム・ディアス[ミラン/ローン期間終了]
【退団】
- カリム・ベンゼマ[Ittihad Club/フリー移籍]
- マルコ・アセンシオ[パリ・サンジェルマン/フリー移籍]
- ヘスス・バジェホ[グラナダ/ローン移籍]
- マリアーノ・ディアス[未定]
- エデン・アザール[未定]
フォーメーション
基本フォーメーション(4-3-3)
レアルマドリードの基本フォーメーションは4-3-3(DF4人、MF3人、FW3人)。
今季もフォーメーションに変更や大幅な戦術変更はないでしょう。
レアルマドリードの戦術的特長
レアルマドリードの戦術的特長について紹介します。
相手の長所を消す
レアルマドリードの戦術的特徴は、相手の長所を消し自分たちのフィールドに持ってくることにあります。
プレミアリーグを中心にハイプレスなどを駆使した速い展開のサッカーがトレンドとなっていますが、レアルマドリードはそこには付き合わずテンポを遅らせて自分たちのペースに持ってくることが出来るチーム。
監督がイタリア出身のアンチェロッティということもあり、一昔前のイタリアサッカーを現代版にグレードアップした戦術を使います。
ロングカウンター
レアルマドリードの強みは、個の能力が高く一人で状況を打開できるところにあります。
特にヴィニシウスはスピードに乗ったら止めることが難しい、世界トップレベルのドリブラーです。彼の存在があるからこそ、レアルマドリードの戦術が低い位置で守備をして中盤が間延びしてきたらロングカウンターになっている部分もあるでしょう。
その他にもパスで局面を変えられるモドリッチやクロース、動き出しやドリブルで局面を変えられるロドリゴ・バルベルデ・ベリンガムの存在がレアルマドリードの攻撃を支えています。
レアルマドリードの戦術的弱点
レアルマドリードの戦術的弱点について紹介します。
守備特化MFの不在
レアルマドリードの戦術的に、守備能力の高いMFの存在が必要不可欠。
低い位置で守備をするため、ディフェンスがつり出されたときなどにポジションをスライドしてフォローする動きが得意な選手がいないと守備の構築が難しくなります。
しかし、昨季にカゼミーロが抜けてからそこの穴を埋めることが出来ていません。
チュアメニがその役を担うはずでしたが、シーズン終盤にかけてパフォーマンスが落ちてしまいました。
ここを補強するか、チュアメニのコンディション調整を念入りに行わないと今季も弱点となってしまうでしょう。
選手層が薄い
先ほどレアルマドリードは個の能力が高いとお話ししましたが、それはスタメンに名を連ねる選手と数人のことです。
ファーストチョイスでは、超一流の選手が揃っていますが起爆剤となれるようなセカンドチョイスがいないのが課題と言えるでしょう。
特に前線の選手層が薄く、ベンゼマが抜けてしまったことで絶対的なCFもいなくなってしまいました。
中盤はある程度揃っているので、前線で起爆剤となれる選手が現れるか期待したいところです。
注目選手
レアルマドリードの注目選手はこちらの3名
- ヴィニシウス
- モドリッチ
- ベリンガム
ヴィニシウス
昨季からラウールやC.ロナウドがつけた、伝統的な背番号7を受け継いだヴィニシウス。
数年前までは良いプレイヤーでしたが、自分勝手なプレーが多いのと決定力が低いのが課題となっていました。
しかし、一昨年からはコンビネーションプレーやフィニッシュワークの精度が上がり、元々驚異的だったドリブルにも磨きがかかりました。
ベンゼマがいなくなった攻撃陣を支えるのは彼となるでしょう。
レアルマドリードがラ・リーガとチャンピオンズリーグで躍進できるかはヴィニシウスにかかっているといっても過言じゃありません。
モドリッチ
モドリッチは、豊富な運動量を基とした攻守にわたる献身性と芸術的なパスが特長の選手。
1本のパスで局面を変えることが出来る選手で、特にアウトサイド(足の外側で蹴る)でのパスは世界随一。
キープ力も高く、ボールを失わないため人が集中して混沌としやるい中盤で安定感を与えてくれます。
今年で38歳となり、彼を観れる機会はもうそう長くはないかもしれません。
レアルマドリードでの12シーズン目は、どんなプレーで私たちを楽しませてくれるのでしょう。
ベリンガム
育成の名門ドルトムントで才能を開花させ、今季からレアルマドリードに加わったイングランド代表のベリンガム。
彼の特徴は、豊富な運動量と卓越したキープ力。
ボックスtoボックスと言われるフィールド全体を的確なタイミングで走り回り、攻守において活躍できる選手です。
足元の技術が高く、細かいタッチでのドリブルを基にキープすることで相手の隙をつくことが出来ます。
ロングパスの精度も高いため、ヴィニシウスとの相性は抜群でしょう。
ボランチを主戦場としていますが、レアルマドリードではより攻撃的な役割を与えられるでしょう。
レアルマドリードにサイクルの終焉はない
C・ロナウドやセルヒオ・ラモスの退団など、ここ数シーズンでレアルマドリードのレジェンド選手の移籍が相次ぎ移籍しサイクルの終焉を囁かれ続けています。
しかし、そのたびに新たなスターの誕生や魔法のようなプレーによりそんな声を吹き飛ばしてきました。
今季もレジェンドであるベンゼマが退団してしまいましたが、サイクルの終焉ということにはならないことを期待しましょう。