セリエAチーム紹介2023‐24シーズン最新版ACミランについて

CL(チャンピオンズリーグ) セリエA

【セリエA:23‐24シーズン】ACミランの選手・フォーメーション・戦術を超簡単に紹介!



今回紹介するチームは、イタリアのトップリーグであるセリエAで活躍するACミラン。

今年からセリエAを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。

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ACミラン

ACミランHP

ミランは1899年にイタリアのミラノにて創設、ユベントスインテルと並びイタリアで最も成功したクラブの一つです。

チャンピオンズリーグの優勝回数が、レアルマドリードに次ぐ2番目多いクラブであり世界的にも成功を収めています。
近年は財政が安定しないことなども影響もあり10年近い暗黒の時代を過ごしていましたが、一昨年にセリエA優勝、昨季はチャンピオンズリーグベスト4と復活の兆しを見せています。

チームの愛称は、クラブカラーからとった『ロッソ・ネロ(赤と黒)』や複数形の『ロッソ・ネリ』、『ディアボロ(悪魔)』が有名です。

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チーム情報

【本拠地】
イタリア:ミラノ
サン・シーロ

【創設】
1899年

【所属リーグ】
セリエA(イタリア1部リーグ)

【主要獲得タイトル】
・セリエA:19回
・UEFAチャンピオンズリーグ:7回
・FIFAクラブワールドカップ:1回
・コッパ・イタリア:5回
・スーペルコッパ・イタリアーナ:7回

▼その他タイトル

昨季の成績と今期の目標

【昨季の成績】

・セリエA:4位(70p)
 (20勝10分8敗64得点43失点)
 ※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・コッパ・イタリア:ベスト16
・スーペルコッパ・イタリアーナ:準優勝
・チャンピオンズリーグ:ベスト4

昨季は正ゴールキーパーであるメニャンの長期負傷離脱により、守備が安定しなかったことも影響しセリエA4位で無冠のシーズンとなりました。しかし、チャンピオンズリーグではベスト4まで進みヨーロッパの舞台での復権を印象付けるシーズンとなったでしょう。

【今季の目標】

最大目標:セリエA優勝&チャンピオンズリーグベスト16
最低目標:チャンピオンズリーグ出場権獲得

ミランは現在アメリカ資本で運営しており、ビジネス志向の強い考えのもと運用されています。
そのため、大幅に補強をしてチャンピオンズリーグを取りに行くということはせず利益とチームの格を確保できるセリエA優勝とチャンピオンズリーグベスト16を目指すでしょう。

同様の考え方により、セリエA優勝が果たせなかった場合においても放映権料のためにチャンピオンズリーグ出場権確保は至上命題です。

所属選手

登録選手名背番号身長/体重昨季成績
GKメニャン1628歳191cm
89kg
22試合
0得点
スポルティエッロ5731歳192cm
87kg
15試合
0得点
バスケス7725歳195cm
93kg
0試合
0得点
ユングダル21歳195cm
82kg
6試合
0得点
ミランテ8340歳193cm
79kg
0試合
0得点
CBトモリ2325歳185cm
79kg
33試合
1得点
カルル2023歳179cm
69kg
34試合
1得点
チャウ2821歳194cm
80kg
20試合
0得点
ガッビア4623歳185cm
78kg
12試合
0得点
ケア2434歳190cm
86kg
17試合
0得点
カルダーラ29歳190cm
80kg
20試合
0得点
RSBカラブリア (C)226歳177cm
70kg
25試合
1得点
デスト2122歳175cm
62kg
8試合
0得点
フロレンツィ2532歳173cm
66kg
6試合
0得点
LSBテオ1925歳184cm
81kg
32試合
4得点
バロ=トゥーレ526歳182cm
70kg
10試合
1得点
CMベナセル425歳175cm
70kg
28試合
2得点
ロフタス=チーク827歳191cm
88kg
25試合
0得点
ポベガ3224歳188cm
75kg
19試合
2得点
ラインデルス24歳185cm
65kg
34試合
3得点
クルニッチ3329歳184cm
74kg
23試合
0得点
OMFデ・ケテラーレ9022歳192cm
74kg
32試合
0得点
アドリ722歳186cm
78kg
6試合
0得点
RWサーレマーケルス5624歳180cm
72kg
30試合
2得点
メシアス3032歳174cm
68kg
25試合
5得点
ロメロ1818歳165cm
64kg
6試合
1得点
LWレオン1024歳188cm
81kg
35試合
15得点
プリシッチ24歳177cm
73kg
24試合
1得点
レビッチ1229歳185cm
78kg
23試合
3得点
CFオリギ2728歳185cm
75kg
27試合
2得点
コロンボ21歳183cm
74kg
33試合
5得点
ジルー936歳193cm
91kg
33試合
13得点
ラゼティッチ19歳192cm
79kg
10試合
0得点
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移籍情報

【加入】

  • ユヌス・ムサ[バレンシア]
  • サミュエル・チュクウェゼ[ビジャレアル]
  • クリスティアン・プリシッチ[チェルシー]
  • タイアニ・ラインデルス[AZアルクマール]
  • ルーベン・ロフタス=チーク[チェルシー]
  • ノア・オカフォー[RBザルツブルク]
  • マルコ・ペレグリーノ[プラテンセ]
  • ルカ・ロメロ[ラツィオ/フリー移籍]
  • マルコ・スポルティエッロ[アタランタ/フリー移籍]
  • ルカ・ヨビッチ[フィオレンティーナ/フリー移籍]
  • チャカ・トラオレ[ミランU19]
  • ラポ・ナヴァ[ミランU19]

【退団】

  • サンドロ・トナーリ[ニューカッスル]
  • シャルレ・デ・ケテラーレ[アタランタ/ローン移籍]
  • ジュニオール・メシアス[ジェノア/ローン移籍]
  • アレクシス・サレマーカーズ[ボローニャ/ローン移籍]
  • ガブリエル・ベロッディ[オルビア/フリー移籍]
  • チプリアン・タタルシャヌ[アブハ/フリー移籍]
  • アンテ・レビッチ[ベシクタシュ/フリー移籍]
  • アンドレアス・ユングダル[クレモネーゼ/フリー移籍]
  • アントニオ・ミオニッチ[SK Lisen/フリー移籍]
  • マルコ・ブレシャニーニ[フロジノーネ]
  • マルコ・ナスティ[バーリ/ローン移籍]
  • マルコ・ラゼティッチ[シッタート/ローン移籍]
  • マッテオ・ガッビア[ビジャレアル/ローン移籍]
  • ダニエル・マルディーニ[エンポリ/ローン移籍]
  • デイビス・バスケツ[シェフィールド・ウェンズデイ/ローン移籍]
  • ロレンツォ・コロンボ[モンツァ/ローン移籍]
  • ズラタン・イブラヒモヴィッチ[引退]

フォーメンション

基本フォーメーション(4-3-3)

ACミランの基本フォーメーションは4-3-3(DF4人、MF3人、FW3人)。

ワントップ(FW1人)といっても、左サイドのファーストチョイスであるレオンもあまり下がらないので2トップに近い形です。
今季もフォーメーションに変更や大幅な戦術変更はないでしょう。

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ACミランの戦術的特長

ACミランの戦術的特長について紹介します。

守備陣の攻撃参加

ACミランは最終ライン(GKやDF)から、しっかりとボールを繋ぎDFも積極的に攻撃参加をするチームです。

正GKであるメニャンは足元の技術も高いため、ボールを持つことができます。メニャンが中央でCBの2人がサイドまで広がり、最終ラインでボールを大きく動かしながら攻撃を構築することが出来るチームです。

近年SBの選手がサイドではなく、中盤の中央にポジショニングしボールを引き出す動きをする偽SBとも言われる動きをするチームが増えています。ミランも同様の動きをSBがするのですが、他チームと違い両SB共に中盤の中央で繋ぎのプレーができるのが特長です。

サイドに強み

ACミランはサイドに攻撃力の高い選手がおり、中(中央)と外(サイド)のコンビネーションプレーで得点を取るチームです。

CFの選手がおりてくるなど、中でボールの保持と繋ぎ(楔のプレー)を行いサイドにボールを散らしてクロスからのシュート。または、中に切り込んでくるサイドの選手にパスを出しシュートという攻撃が多いです。

特に左サイドには、スピードと突破力のあるレオンとテオがいるため相手チームの脅威となっています。

ACミランの戦術的弱点

ACミランの戦術的弱点について紹介します。

計算できる選手が少ない

ミランは、選手層とムラという2つの意味で計算ができる選手が少ないことが弱点です。

交代によって流れを変えられる選手が少なく、ファーストチョイスとセカンドチョイスの実力差が大きいです。そのため、長いシーズンで怪我や疲れでファーストチョイスの選手が使えないときに取りこぼしが発生しやすいでしょう。

また、年齢的に若い選手が多いからか好不調の波が激しい選手が多いのも特長。計算ができないため、安定した強さを見せることが難しくなるでしょう。

一体感の喪失

ミランが一昨年のセリエA優勝や昨季のチャンピオンズリーグベスト4という実績を残せたのは、チームの一体感からきている部分が大きいです。先ほど選手にムラが多いと紹介した通り、精神的にまとめられないと実力を発揮しきれないチーム。

昨季までは兄貴分のイブラヒモビッチがチームを引っ張り、ミランのレジェンドであるマルディーニが父親のように支えることで家族のような一体感がありました。

しかし、イブラヒモビッチの引退とマルディーニの解任により一体感の喪失が懸念されています。
マルディーニの解任やミラン愛が強かったトナーリの意思を尊重しないやや強引な移籍により、チームへの不信感を持ち忠誠心に揺らぎが出た選手がいれば今季は危ないかもしれません。

注目選手

ACミランの注目選手はこちらの3名

  • レオン
  • メニャン
  • べナセル

レオン

ミランのエースであるレオンの特徴は、トップスピードの速さもちろん初速の速さにあります。

ドリブルコースを消してスピードを緩めたと思った次の瞬間にはトップスピードに乗っているため、ほとんどのDFが付いていくことが出来ません。

クロスも早く正確なので、CFを務めるアクロバティックなプレーが得意なジルーとは相性抜群。

メニャン

メニャンは、長い手足と瞬発力を活かしたシュートストップに定評がある選手。

決定的なピンチも止めてくれるだけではなく、ミスも少ないためチームに安定感を与えてくれます。
昨季、怪我により長期離脱を強いられていた時のミランは凡ミスからの失点が多かったので彼の重要さが再認識されました。

ミランのGKとしては16年シーズンぶりにアシストを記録した選手になるなど、パスの技術も高く後方から組み立てられるのも魅力。

ちなみに、メニャンの前は元ブラジル代表のジーダがアシストしました

べナセル

べナセルは、高い俊敏性を活かした粘り強いDFと高いボール配給力に特徴がある選手。

ボランチと呼ばれる守備的なMFを主戦場としているべナセルですが、昨季終盤ではトップ下と言われる攻撃的なMFの位置で活躍するなど新たなステージに突入。

前線から積極的な守備をして相手の攻撃を遅らせることで、守備の安定感を支えています。

早くも転換期を迎えるミラン

一昨年11年シーズンぶりのセリエA優勝を果たすなど、復権しつつあるACミラン。
しかし、昨季終了のタイミングで復権を支えた中心人物であるイブラヒモビッチとマルディーニが退団することに…。

長い黎明期を抜けて、やっとつかんだ栄光の兆し。
早くも転換期を迎えたミランが栄光の兆しをつかみ取ることを期待しましょう。

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まも

会社員兼ライターです♪ とにかく新しいことが大好きなので、今はサブスクで色んなことを試してます。 サブスクの経験談や新着情報を発信していくので、お楽しみに! あっ!あと上場企業で第一号フルリモート社員として参画したので、 リモートワーク情報についても紹介していきますね。 (サブカテゴリーなので、更新頻度は低いかもwww)

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