こんにちは、まもです。
W杯を見てサッカーに興味をもち、今年からJリーグを見ようと思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなサッカー初心者の方のためにできるだけ専門用語を使わずに各チームの特徴を紹介します。
各チームの特徴が分かると試合を見る楽しさや見るべきポイントが分かるので、是非チェックしてくださいね。
分からない言葉があれば、コメントしてください。
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コンサドーレ札幌
チーム情報
チーム状況
「北海道と共に、世界へ」
大きな目標を掲げるコンサドーレ札幌は、J1の舞台で7年目のシーズンを迎えます。
昨季は10位と残留争いからは早々に抜けることができ、チームの目標は残留から上位進出へと変わるころ。
世界はまだ早いが、世界進出への大きな分岐点になるシーズンを過ごせるか期待。
チーム戦術(簡単に)
中央からの攻撃が得意
コンサドーレ札幌の基本フォーメーションは、3-4-2-1(DF3人、守備的MF4人、攻撃的MF2人、FW1人)。
可変システムといわれる攻撃時と守備時でフォーメーションが変わる形をとっており、攻撃的MFがFWを追い越す動きで得点するパターンが多いチームです。
不安要素
失点数が多く、守備が安定しない
昨季は10位ながら、失点数はワースト2位。守備が安定しないと上位は目指せないので、守備の再構築が求められる。
決定率の高いFWの移籍
少ないチャンスをものにしてくれるFWの興梠慎三選手が浦和レッズに戻ってしまったことで、得点力に影響が…。期待の若手中島大嘉選手が大成できるかが、今シーズンの分かれ目になりそうです。
注目選手
小野伸二選手
今年44歳を迎える日本のレジェンドは今も現役。名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
年齢による体のキレの低下や怪我の影響で出場機会は少ないと思いますが、海外でトップレベル選手と共にプレーした彼の経験は若手に大きな影響を与えるはず。
また、小野選手見たさに会場へ訪れる人も増えるためクラブの収益面にもプラス。チーム強化にも良い影響があるでしょう。
鹿島アントラーズ
チーム情報
チーム状況
「Football Dream-ひとつに-」
2000年代に3連覇するなど強さを見せつけてきた常勝軍団ですが、2016年を最後に優勝から遠のいておりここ3年ではベスト3にも入れていません。
昨季は中盤以降に失速し、4位でフィニッシュ。エースの上田綺世選手が移籍してしまったことで、勝ちきれない試合が多くなってしまいました。
エース一人に頼らず、チームで優勝を勝ち取れるか。常勝軍団復活へ期待。
チーム戦術(簡単に)
強い当たりとバランスの良い攻撃が特徴
鹿島アントラーズの基本フォーメーションは、4-4-2(DF4人、MF4人、FW2人)。
当たり負けしない選手が多く、ボールを確保するのがうまいチームです。また、サイド・中央どこからでも攻め込めるバリエーションの多さが魅力。
不安要素
同ポジションで二人のレギュラー級選手加入
日本代表でも活躍した経験を持つ昌子源選手と植田直通選手が加入しました。守備の中心となれる選手ですが、チーム戦術が特に重要な守備において早々に適応できるか微妙です。実力のある選手だけに、うまく溶け込めず試合に出られなければチームの和を乱す可能性も…。
エース不在
エースの上田綺世選手が抜けた穴を埋めるためか、FWに多くの選手を獲得。しかし、穴を埋めるには至っていない印象。優勝を狙うには得点力の向上が必要だが…。
注目選手
鈴木優磨選手
得点・アシスト両方に貢献できるオールラウンダーであり、鹿島アントラーズの中心選手です。
日本代表には呼ばれていませんが、呼ばれてもおかしくなポテンシャルを持っており得点力の向上が求められるチームにとって彼の活躍が成績を左右するといっても過言じゃありません。
また、新規加入選手が多いFW陣を引っ張りチーム力を上げれるかも彼にかかってるといえるでしょう。
浦和レッズ
チーム情報
チーム状況
「優勝」
浦和レッズは知名度が高いチームで強い印象があるチームですが、意外と優勝は1回のみ。
昨季は序盤で躓き、終盤で立て直しましたが9位という不本意な結果に終わりました。
当然優勝を狙ってくるチームなので、得点力を向上させられるかが勝負のカギとなるでしょう。
チーム戦術(簡単に)
中央でのドリブル突破が強み
浦和レッズの基本フォーメーションは、4-2-3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。
サイドに選手を配置していますが、中央からの攻めから得点することが多いチームです。セットプレーからの得点率も高く、相手ゴールの近い位置でセットプレーは期待大。
不安要素
好不調の波が激しい
得点と失点のバランスは良く、この得失点差ならもっと上位でもおかしくないでしょう。しかし、好不調の波が激しくき引き分けが多いのが上位に食い込めない理由でしょう。
サイド攻撃を活かせない
浦和レッズには、酒井宏樹をはじめとしたサイドから攻撃参加できる選手がいます。しかし、中で合わせるのがうまい選手が不足しており、中央からの崩しに依存している状況です。
注目選手
興梠慎三選手
浦和レッズで累計10年目のシーズンとなる、浦和レッズの象徴的な選手。
36歳と選手としては晩期を迎えるFWですが、昨季もコンサドーレ札幌で素晴らしい決定率を誇り少ないチャンスをものにできる選手であることを証明しました。
年齢的に出ずっぱりは厳しいと思いますが、勝ちきれない試合が多い浦和レッズに勝負強さを与えるピースになるでしょう。
柏レイソル
チーム情報
チーム状況
「VITORIA(ビトリア)」
ポルトガル語で勝利を意味する言葉をスローガンにしています。
何故ポルトガル語かと言えば、ネルシーニョ監督がブラジル人だから…。
J2・J1で奇跡の2期連続優勝をしてからリーグ戦でのタイトルからは遠のいています。
チーム戦術(簡単に)
相手を引き込んでのカウンターが強み
柏レイソルの基本フォーメーションは、3-1-4-2(DF3人、守備的MF1人、攻撃的MF4人、FW2人)。
自陣でのボールを回すことが多いチームです。積極的にボールを奪いゴールへと向かう縦への速さが特徴。
不安要素
得点力不足
昨季は43得点/44失点と失点の方が多い結果に…。失点数はそこまで悪くないですが、得点数が伸びていないのが厳しい。失点数を得点が大きく上回らなければ優勝は難しい。
セットプレーを活かせない
柏レイソルがセットプレーから得点する確率は極端に低く、優勝を狙うチームとしては致命的です。もう少しセットプレーのバリエーションを増やさないと、上は見えてこないでしょう。
注目選手
マテウス・サヴィオ選手
柏レイソルの新エースとして注目されている選手。
スピードのあるドリブルと独特なタッチで、得点とアシストを量産する柏のチャンスメイカーです。
相手をあざ笑うかのように突破するドリブルとパスは分かりやすくうまいので、初めてサッカーを見る方は彼を見ているだけでも楽しめますよ。
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FC東京
チーム情報
チーム状況
「東京が熱狂。」
新しいことに挑戦し、何事にも必死に取り組み東京という町とともに熱狂する。こんな意味が込められたスローガンですね。
これ前は2019年の2位が最高位。初のリーグ制覇を目指して試行錯誤するチームに期待です。
チーム戦術(簡単に)
左サイドの攻撃に強み
FC東京の基本フォーメーションは、4-1-2-3(DF4人、守備的MF1人、攻撃的MF2人、FW3人)。
左サイドから切り込むことはもちろん、中央から左へと流れる動きが特徴のチームです。
不安要素
ストライカーの得点力不足
ゴールに一番近い位置にいるディエゴオリヴェイラの得点数が少ないのが不安要素でしょう。ボールを収めて供給する仕事は絶妙でチームトップのアシスト数を誇りますが、やはりストライカーならもう少し得点が欲しいところ…。
選手層に不安
FC東京にはJリーグ屈指の選手が揃っていますが、替えが聞かない選手が多い印象。新規加入選手は高卒・大卒・ユースからの昇格が目立つので、即戦力の期待は薄い。中心選手が怪我したときに乗り切れるか不安ですね。
注目選手
松木玖生(クリュウ)選手
昨季は高卒ルーキーながら31試合に出場し、2得点をあげる大活躍。
世間的にはまだあまり知られていませんが、これからの日本代表を背負う可能性が高い注目選手。
パスでの展開力があり、体が強い選手でヒデの愛称で親しまれた中田英寿に近いプレーがでます。
川崎フロンターレ
チーム情報
【本拠地】
神奈川県
【昨季順位】
2位(20勝/6分/8敗)
【昨季得失点】
65得点/42失点
【最多得点選手】
家長 昭博選手/マルシーニョ選手(12点)
【最多アシスト選手】
脇坂 泰斗選手(9点)
チーム状況
「アスフレ一揆」
チーム・サポーター・街が一つになり、明日へ向かって泥臭く進んでいくという意味が込められたスローガン。
ここ6シーズンで4回の優勝を誇る、圧倒的な川崎フロンターレ。
しかし、昨季は勝点2の差で優勝を逃した。どこかで1勝できていれば結果は変わっていたはず…。
その1勝をもぎ取るため、泥臭く戦ってくれることに期待。
チーム戦術(簡単に)
両サイドの攻撃に強み
川崎フロンターレの基本フォーメーションは、4-1-2-3(DF4人、守備的MF1人、攻撃的MF2人、FW3人)。
両サイドから切り込み、逆サイドへのクロスで得点を取るのが得意なチームです。また、決定力も高く少ないチャンスをものにできるため目が離せません。
セットプレーから中の選手が合わせて得点するパターンも多く、システムがしっかりしている印象。
不安要素
精神的支柱の移籍
DFとしての能力はもちろん、チームを引っ張る精神的な支柱として活躍していた谷口彰悟選手の移籍は大きな痛手となるでしょう。
注目選手
家長昭博選手
キャリア晩年に差し掛かり、再び光を取り戻している家長選手はおじさんの期待の星ですね。
キープ力に定評があり、奪われないので仲間が上がってくるまで時間を稼いだりボールの逃げ道になったりとチームを助けることができます。
昨季は自身最高の12得点を取り、得点力にも磨きがかかっています。
横浜F・マリノス
チーム情報
【本拠地】
神奈川県
【昨季順位】
1位(20勝/8分/6敗)
【昨季得失点】
70得点/35失点
【最多得点選手】
レオセアラ選手/アンデルソンロペス選手(11点)
【最多アシスト選手】
水沼 宏太選手(5点)
チーム状況
「FULL THROTTLE その世界は強いほど美しい」
リーグ連覇を目指して、練習から全力で取り組み新しい景色を見に行く横浜F・マリノス。
チーム状態は盤石で、レオセアラ選手が移籍してしまいましたがチーム力に大きな変化はないでしょう。今シーズンも大本命ですね。
チーム戦術(簡単に)
攻撃で相手を圧倒
横浜F・マリノスの基本フォーメーションは、4-2-1-3(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF1人、FW3人)。
リーグ最少失点と最高得点の両方を兼ね備え優勝したチーム。守備が圧倒的に良いというよりは、攻撃で相手を圧倒しており守備に回る時間が少ない印象。
ひとたび攻撃のスイッチが入るとシュートまでやり切るので、カウンターを受けることが少ないチームです。
不安要素
不安要素はほぼない
昨季アンデルソンロペス選手と並んでチーム最高得点をあげたレオセアラ選手の移籍や宮市選手の怪我などはありますが、選手層が厚く大きな打撃にはならなさそう。
注目選手
西村拓真選手
豊富な運動量で繋ぎからフィニッシュまで、様々なところに顔を出します。
スペースを見つけるのがうまく、フリーになるための動きをさぼらない選手なのでDFからすると捕まえにくい選手。
今期も2桁得点が期待できるでしょう。
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横浜FC
チーム情報
【本拠地】
東京都
【昨季順位】
J2で2位(23勝/11分/8敗)
※自動昇格
【昨季得失点】
66得点/49失点
【最多得点選手】
小川 航基選手(26点)
【最多アシスト選手】
長谷川 竜也選手(11点)
チーム状況
「残留」
2021シーズンにてJ1最下位に沈み、J2へ降格した横浜FCが1年でJ1復帰を果たしました。
目標は何より残留でしょう。新規加入選手は21人、チームの半分以上が入れ替わりました。
特にMFの入れ替えが多く、システムの構築と浸透が間に合うかが勝負の分かれ目となるでしょう。
チーム戦術(簡単に)
サイドの攻撃とセットプレーに強み
横浜FCの基本フォーメーションは、3-4-1-2(DF3人、守備的MF4人、攻撃的MF1人、FW2人)。
サイドから切り崩してのクロスとセットプレーからの得点が多く、サイドでフリーの選手がボールを受けた時は期待。
不安要素
遅行は厳しい
横浜FCはJ2でも攻撃回数が少なく、ゆっくり攻めるチームです。しかし、J1ではボールを持たせてまらえることが少なくなり、ボール回しも難しくなるでしょう。
新規加入選手が多い
J1で戦えるだけの戦力にするために仕方ないことではあるのですが、新規加入選手が多すぎます。チームスタイルが失われて、連携がうまくいかなくなる可能性が高いでしょう。
注目選手
小川航基選手
昨季J2で得点王を獲得し、チームの得点源として活躍する選手。
ポジション取りがうまく、常にゴールに直結するところにいるためこぼれ球からの得点も多いです。
J1ではよりチャンスが少なくなることが予想されますので、少ないチャンスを決めきれるかが勝負のカギとなるでしょう。
湘南ベルマーレ
チーム情報
チーム状況
「BELIEVE」
昨季は12位でしたが、勝ち点差は残留圏ギリギリ。
今年も上を目指すではなく、恐らく残留を1番の目標として戦うでしょう。
チーム・サポーターを信じて勝利をつかみ取れ。
チーム戦術(簡単に)
高い位置で奪って攻撃
湘南ベルマーレの基本フォーメーションは、3-1-4-2(DF3人、守備的MF1人、攻撃的MF4人、FW2人)。
前線から相手につっかけてボールを刈り取り、速い攻撃でゴールを奪うハイプレスからのショートカウンターが得意なチーム。
うまくはまれば、自陣のゴールを脅かされることも減るため失点数が少ないのも特徴です。
不安要素
町野依存が強い
湘南ベルマーレが昨季決めた31ゴールのうち、12ゴールを町野選手が決めており次に得点が多い選手でも3点と得点が町野選手集中してしまっています。町野選手が抑えられた時の次の一手が欲しいところです。
決定力が低い
シーズン31得点はワースト3位ですが、実は湘南ベルマーレのチャンスは少なくありません。しかし、決めきれていない。フィニッシュの精度をもう少し上げられれば、残留が楽になるでしょう。
注目選手
町野修斗選手
ゴール前で相手DFを外す動きがうまく、フリーでボールを受けフィニッシュまで行ける選手。
昨年は、カタールワールドカップに招集されるも出番なしと悔しい年になってしまいました。
その悔しさをばねに今シーズンも爆発してくれるでしょう。
アルビレックス新潟
チーム情報
【本拠地】
新潟県
【昨季順位】
J2で1位(25勝/9分/8敗)
※自動昇格
【昨季得失点】
73得点/35失点
【最多得点選手】
谷口 海斗選手/伊藤 涼太郎選手/高木 善朗選手(9点)
【最多アシスト選手】
伊藤 涼太郎選手(11点)
チーム状況
「頂」
昨季はJ2で圧倒的な強さを見せ、最高得点と最少失点で1位を獲得しJ1の舞台に6シーズンぶりに帰ってきました。
いきなり「頂」を目指すのは難しいでしょうが、「頂」を目指すための準備期間としてどう過ごせるかが大事なシーズンとなるでしょう。
チーム戦術(簡単に)
ボールを持ってゲームをコントロール
アルビレックス新潟の基本フォーメーションは、4-2-3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。
ボールを支配し、パスを繋ぎながら相手のスキや守備のズレを狙って得点を奪うスタイル。
得点力がある選手が多く、どこからでも得点が取れるのが魅力でしょう。
不安要素
J1でもボールを支配できるか不透明
J2では格下のチームが多いのでボールを支配できましたが、J1では格上のチームが多く守備もより強く速いので昨季同様のスタイルで行けるかは微妙。自陣でボールを刈り取られて失点という危険性が高いかも…。
エースがいない
誰でも得点が取れるチームですが、逆を言えばこいつに任せておけばというエースがいないとも言えます。安定した得点力を得るためには、エースの獲得が不可欠でしょう。
注目選手
伊藤涼太郎選手
昨季、得点とアシスト両方でチーム最高値をたたき出した攻撃の中心選手。
体の使い方がうまく、相手に取られないところにボールを置くことができるため狭いスペースでもうまくつなぐことができます。
彼がボールを繋げるかが、チームがボールを支配できるかに直結するため注目です。
名古屋グランパス
チーム情報
チーム状況
「つむぐ ~To the Next~」
近年は中位に甘んじることが多い名古屋グランパス。
次へ紡ぐというスローガンということは、今年は優勝ではなく優勝を目指すためのステップとなるという意味でしょうか?
どんなステップを踏んでいくのか楽しみです。
チーム戦術(簡単に)
中はやらせない堅守が特徴
名古屋グランパスの基本フォーメーションは、3-1-4-2(DF3人、守備的MF1人、攻撃的MF4人、FW2人)。
守備時は相手を再度に押しやり、中からはチャンスメイクさせない固いチームです。昨季はリーグ最少失点数タイを記録しました。
攻撃時もサイドからの攻撃が中心で、セットプレーからの得点が多いです。
不安要素
流れの中から得点ができない
最少失点チームではありますが、得点数もワースト2位タイ。上位を目指すには得点力が必要です。特にセットプレー以外の得点が少なく、攻撃に怖さがありません。
パサーがいない
永井選手などスピードで相手の裏を取れる選手がいますが、そこにタイミングよく出せるパサーがいないのが問題。中盤の底から正確なパスが出せれば、大きな変化が見られそうなのだが…。
注目選手
キャスパーユンカー選手
今季、浦和レッズより移籍が決定したキャスパーユンカー。
得点力が高く、中で合わせるプレーとこぼれ球への反応が早い選手です。
得点力不足にあえぐ、名古屋グランパスにとって頼もしい選手が加入しました。
京都サンガF.C.
チーム情報
【本拠地】
京都府
【昨季順位】
16位(8勝/12分/14敗)
プレーオフにて残留
【昨季得失点】
30得点/38失点
【最多得点選手】
ピーターウタカ選手(9点)
【最多アシスト選手】
武富 孝介選手(4点)
チーム状況
「超・感動 ~力を合わせ、”今”を超える感動を~」
昨季は降格プレーオフ圏の16位に沈みましたが、何とかプレーオフを勝ち抜きJ1残留を果たした京都サンガF.C.。
今年は残留して、安堵の感動ではなく試合内容や戦う姿勢で感動させたいですね。
目標は今年も残留で、早めに残留争いから脱却できる位置を狙っていくでしょう。
チーム戦術(簡単に)
強い当たりから速い攻撃が特徴
京都サンガF.C.の基本フォーメーションは、4-1-2-3(DF4人、守備的MF1人、攻撃的MF2人、FW3人)。
失点数が少なく守備が固いチーム。特に当たり負けしない強い守備と速い切り替えが特徴で、奪ってからの速い攻撃で得点します。
不安要素
新エースが順応できるか
昨季のチーム最多得点者であるピーターウタカ選手が移籍してしまい、新たにパトリックをはじめとした複数人のFWを獲得。実力のある選手を獲得したが、移籍で点が取れなくなるFWも多いため早く順応できるかが勝負の分かれ目になるでしょう。
レギュラーGKの移籍
昨季、リーグ最少失点を支えたGKの上福本選手が移籍。セーブはもちろんコーチングでチームを支えていた彼がいなくなってしまったことで、リーグ最高クラスの守備が機能しなくなる恐れが…。失点が増え得点が伸びなければ当然…。
注目選手
パトリック選手
今季、ガンバ大阪より移籍が決定したパトリック。今年で36歳になりましたが、得点力は健在。
体が強く簡単には倒されないドリブルや空中戦が特徴。また、ロングシュートを打つなどダイナミックなプレーは観ている人を魅了します。
得点力の向上が課題の京都サンガF.C.を救えるかは、彼にかかっているといっても過言ではないでしょう。
ガンバ大阪
チーム情報
チーム状況
「BE THE HEAT , BE THE HEART」
「青い炎となり、熱狂を生み出し、中心となる。」
2020年は2位だったガンバ大阪ですが、昨季はなんと15位でギリギリ降格圏を回避。
東口や宇佐美と言った日本代表経験がある実力者が揃っているチームだけに今期は上位争いに食い込みたいところ。
2010年代中盤位までの強かったガンバを取り戻せるか期待です。
チーム戦術(簡単に)
切り替えの速さで攻守を演出
ガンバ大阪の基本フォーメーションは、4-4-2(DF4人、MF4人、FW2人)。
ボールを奪われたときは取りに行くのではなく、自陣に素早く戻り守備を固め、奪ったら素早く攻めるチームです。
守備時はシュートコースを切り、シュートを打たれても簡単にはゴールを割らせません。
不安要素
東口に頼りすぎ
失点数は平均を若干下回る程度ですが、これで済んでいるのは東口のおかげ。東口のビッグセーブがなければ、大量失点してしまったであろう試合が多くディフェンスに不安が残ります。
最多得点者の移籍
ガンバ大阪は昨季33得点しか取れておらず、その中でも一番点を取っていたパトリックが移籍をしてしまいました。宇佐美が復帰したとはいえ、得点力には不安が残ります。
注目選手
宇佐美貴史選手
昨季は序盤にアキレスけん断裂の大けがに見舞われ、終盤になってやっと復帰することができました。
不本意となってしまった昨季を取り戻すために奮起してくれるシーズンとなるでしょう。
独特なドリブルで突破力があるFW。若くから天才と将来を嘱望されてきた選手ですがいまいち活躍できていません。
今期の活躍で日本代表に復帰できるかも期待ですね。
セレッソ大阪
チーム情報
チーム状況
「SAKURA SPECTACLE ~閃け。輝け。咲き誇れ。」
近年は上位に組み込むが、優勝やACL出場権圏には至らず。
優勝を目指せるだけの人材がいるだけに、今年こそ優勝を目指したい。
昨季は序盤で少し停滞していた感じがあったので、今期はスタートダッシュを切りたいですね。
チーム戦術(簡単に)
セットプレーと自陣からの速い攻撃が得意
セレッソ大阪の基本フォーメーションは、4-4-2(DF4人、MF4人、FW2人)。
攻撃から守備への切り替えが早く、奪われた瞬間にボールを取りに行きます。そこで取れなくても自陣に引き込んでからのカウンターデモ得点が取れるチームです。
セレッソ大阪は育成にも定評があるチームなので、若の手活躍にも期待ですね。
不安要素
乾の二の舞にならないか
今期からセレッソユース出身の香川真司選手が電撃復帰。実力的はもちろん収入面でもよい効果が期待できますが、昨季は乾貴士選手が復帰してチームの和を乱してしまう結果となったので…。
得点力不足
得点に絡める選手が多いのですが、得点を量産できる選手がいないことが不安要素。優勝を目指すためには、得点力の向上が不可欠。軸となる選手が一人いればよいのだが…。
注目選手
香川真司選手
13シーズンぶりに香川真司がセレッソ大阪に戻ってきました。
33歳となって近年は思ったようにプレーができていない印象ですが、初心に帰って輝くプレーが観たいですね。
切れ味のある攻撃参加に期待しましょう。
ヴィッセル神戸
チーム情報
チーム状況
「the No. 1 Club in Asia ~一致団結~」
アジアトップのクラブを目指いして、楽天の全面支援により大型補強を繰り返している神戸。
しかし、いまいち結果がついてこない。昨年は13位とメンバーのネームバリューから考えると厳しい状態。
楽天の経営も心配されているため、これまでのように世界トップレベルの選手を連れてくるのは難しい中結果を残せるか…。
チーム戦術(簡単に)
コンパクトな守備とボール保持が得意
ヴィッセル神戸の基本フォーメーションは、4-2-3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。
自陣でボールを保持してパスを回しながら相手のスキを探すスタイルで、左サイドからの切込みが多いチームです。守備時は横幅をコンパクトに保ち、中を固め最後をやらせないスタイル。
不安要素
イニエスタを活かせない
バルセロナやスペイン代表で世界1を勝ち取ったイニエスタ選手。38歳になった今も技術力はピカイチですが、彼を活かせる選手がいない。チーム全体でもう少しパススピードを上げたいところだが…。
大迫がストライカーになれるか
大迫勇也選手は元々点を取れる選手でしたが、海外へと舞台を変えてからはつなぎ役になることの方が多くなりました。ヴィッセル神戸では、得点を量産できる選手がいないので大迫選手がストライカーに戻れるかはキーとなるでしょう。
注目選手
イニエスタ選手
現契約が今季までとなっており、今季終了後には引退の噂がささやかれています。
世界一を取ったころと比べるとキレはなくなっていますが、すべての技術力において群を抜いている選手。
現役を見れるのは最後かもしれません。ぜひ見ておきたい選手ですね。
サンフレッチェ広島
チーム情報
チーム状況
「ぶちあつ! 2023」
昨季3位とまずまずの結果に見えますが、よく見ると2位との差がかなりあります…。
優勝を目指すチームにとってこれは満足いく結果とはいえないでしょう。また、リーグを面白くするためにも頑張ってほしい…。
昨季はスタートダッシュに躓いてしまったので、今年は最初からエンジン全開で戦えるか期待。
チーム戦術(簡単に)
素早く回収、素早く攻撃
サンフレッチェ広島の基本フォーメーションは、3-4-2-1(DF3人、守備的MF4人、攻撃的MF2人、FW1人)。
相手陣内でプレーすることが多く、分厚い攻撃が得意なチームです。
ボールを取られてもすぐに取りに行き回収することができ、そのまま素早く攻撃に繋げることができます。
相手陣内で仕掛けることが多いのでゴールに近い位置でのセットプレーも多く、ゴールの期待感が高いチーム。
不安要素
若干年齢層が高い
30代を超えている選手が多く、平均年齢が高いのが心配。年齢が高くなれば怪我やシーズン終盤に疲労の蓄積でパフォーマンスが落ちる可能性も…。徐々に世代交代しないと数年後は降格しているなんてことになるかも。
佐藤寿人の後継者がいない
4シーズンで3回優勝するほど強かったころのサンフレッチェ広島には、決定力が高く得点を量産できる佐藤寿人選手がいました。現在のサンフレッチェ広島には、全体で攻めるという形でエースがいない印象。一人ぐらいは点取り屋は欲しいところです。
注目選手
荒木隼人選手
当たり負けしない体とポジション取りで空中戦の強さを売り。
守備はもちろん、攻撃でもチームをけん引しており今後が楽しみな選手の一人。
現日本代表には当たりが強いタイプのDFが少ないので、今期の活躍次第で日本代表も見えてくるかも…。
アビスパ福岡
チーム情報
【本拠地】
福岡県
【昨季順位】
14位(9勝/11分/14敗)
【昨季得失点】
29得点/38失点
【最多得点選手】
山岸 祐也選手(10点)
【最多アシスト選手】
ジョルディ クルークス選手(4点)
チーム状況
「感動と勝ちにこだわる」
JリーグができてからずっとJ1とJ2を行ったり来たりしているチームですが、ここ2年間は何とかJ1で戦うことができています。
今年も第一目標は残留でしょう。勝点を取るためにも負けない戦いが重要となるはず。
J13年目となる今シーズンは、来季に向けての新たなステップとできるか見ものです。
チーム戦術(簡単に)
強い当たりと素早い切り替えで守備を構築
アビスパ福岡の基本フォーメーションは、4-4-2(DF4人、MF4人、FW2人)。
J1での戦いは格上のチームが多く、ボールを握られる展開が多いですが強い当たりと守備構築の速さでボールを前に運ばせない守備が特徴。
守備力はリーグでも最高クラス。チーム作りは守備からともいわれるので、個々から飛躍できるか期待です。
不安要素
得点力不足
守備に追われる時間が多くなるので仕方ない部分もありますが、得点数が少ない。点を取られなければ負けないとは言いますが、今期は勝ちにこだわるといっているので得点力の向上が求められるでしょう。
相手の裏が取れない
GKと1対1の状況を作ることができれば得点が伸びるのですが、アビスパ福岡はDFの裏を突いた抜けだしが少ない。タイミングよくパスを供給できる選手がおらず、攻撃がかみ合っていない印象。
注目選手
山岸祐也選手
クロスに合わせるのがうまく、フィニッシュ精度の高い選手。
ゴール前でのドリブルも脅威で、切り返しが深く相手の逆をつけます。若干タッチが大きくなったり、無駄なタッチがあったりしますがご愛敬。
チームで唯一二桁得点が期待できるストライカーです。
サガン鳥栖
チーム情報
チーム状況
「鷹!鷹!鷹!」
近年はJ1の中位が定位置となりつつあるサガン鳥栖。
J1で11シーズン目となる今期からは、新たなステージへと上がっていきたいところ。
優勝は難しいが、上位進出は目指せるところにいるはずなので新しい景色を見せてくれることに期待しましょう。
チーム戦術(簡単に)
高い位置から守備をしてサイドから攻める
サガン鳥栖の基本フォーメーションは、3-4-2-1(DF3人、守備的MF4人、攻撃的MF2人、FW1人)。
DFのポジションも高めに設定しており、全体的に前がかりで攻撃と守備を行うチーム。
高い位置から守備をして刈り取るというよりは、高い位置から守備をしてコースを限定して後ろで取るという形になっています。
攻撃時はサイドから、特に左サイドからの攻撃が多く外から中にボールを入れて決めるチームです。
不安要素
爆発力がない
良くも悪くも安定したチーム。特質すべき弱点もなければ、強みもなく平均値のチームとなってしまっています。特化した強みがないと上位進出は厳しいので、サガン鳥栖だけの強みを見つけたいところ。
注目選手
福田晃斗選手
キープ力が高くドリブルのうまい選手。
簡単に相手にボールをとられない選手なので、時間を作ったりファールをもらって攻撃のチャンスを演出することができます。
守備への貢献度も高く、前線からのチェックはもちろん下がりながらのディフェンスにも定評あり。
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