今回紹介するチームは、オランダの名門フェイエノールト・ロッテルダム。
上田綺世の移籍やCLでラツィオ・セルティックといった、日本人選手が所属するクラブと同組になったことでも注目が集まっています。古くは、日本のレジェンドである小野伸二や宮市亮も所属していたクラブなのでオールドファンからも人気が高いクラブです。
多くの日本人選手が出場するチャンピオンズリーグを今年から観ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手、チームの戦術的特徴や不安要素を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。
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フェイエノールト・ロッテルダム
フェイエノールト・ロッテルダムは1908年にオランダのロッテルダムにて創設、アヤックス・PSVと並びオランダのトップ3と称されている名門クラブです。
国内では常に優勝争いに絡む強豪であり、UEFAチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)やUEFAカップ(ヨーロッパリーグのい前身)での優勝経験もあるなど欧州の舞台でも活躍しています。
ホームであるロッテルダムだけではなくオランダ全土から人気があるクラブであり、2016年の市場調査でオランダで一番人気のスポーツクラブとランク付けされました。
チームの愛称は、『club van het volk(人々のクラブ)』や『スタディオンクラブ』が有名です。
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【本拠地】
オランダ:ロッテルダム
フェイエノールト・スタディオン
【創設】
1908年
【所属リーグ】
エールディヴィジ(オランダ1部リーグ)
【主要獲得タイトル】
・エールディヴィジ : 11回
・KNVBカップ : 13回
・ヨハン・クライフ・スハール : 4回
・UEFAチャンピオンズカップ : 1回
・UEFAカップ : 2回
昨季の成績と今期の目標
【昨季の成績】
・エールディヴィジ:優勝(82p)
(25勝7分2敗81得点30失点)
※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・KNVBカップ:ベスト4
・ヨーロッパリーグ:ベスト8
リーグ戦では2敗しかせず、圧倒的な強さで優勝を勝ち取った昨季。ヨーロッパリーグでもベスト8まで進めたことは、近年欧州の舞台で活躍できてなかったフェイエノールトとしては大きな一歩になったといえるでしょう。
一方で国内カップ戦を取ることができなかったので、良いシーズンであることは間違いないですが最高の結果とは言えないでしょう。
【今季の目標】
最大目標:リーグ優勝&カップ優勝&CLグループステージ突破
最低目標:国内タイトル&ELプレーオフ進出
※CL:チャンピオンズリーグの略称、EL:ヨーロッパリーグの略称
オランダの名門として、国内タイトルは取っておきたいところです。CLに関しては、グループステージ突破が出来れば御の字でしょう。
グループステージ突破が難しい場合でも、3位に入ってELプレーオフへ進んでおきたいところです。
所属選手
登録 | 選手名 | 背番号 | 歳 | 身長/体重 | 昨季成績 |
GK | バイロウ | 1 | 25歳 | 185cm 76kg | 25試合 0得点 |
ヴェレンロイター | 22 | 27歳 | 188cm 80kg | 9試合 0得点 | |
ランプルー | 31 | 32歳 | 178cm 84kg | 27試合 0得点 | |
ファン・サス | 39 | 19歳 | 193cm -kg | 15試合 0得点 | |
CB | ハンツコ | 33 | 25歳 | 188cm 79kg | 31試合 2得点 |
トラウナー | 18 | 31歳 | 183cm 82kg | 19試合 0得点 | |
ベーレン | 3 | 22歳 | 190cm -kg | 30試合 1得点 | |
RSB | ヘールトロイダ | 4 | 23歳 | 184cm 75kg | 30試合 3得点 |
ニーウコープ | 2 | 27歳 | 181cm 72kg | 35試合 3得点 | |
LSB | ハルトマン | 5 | 21歳 | 183cm 72kg | 23試合 2得点 |
M・ロペス | 15 | 23歳 | 176cm 67kg | 19試合 0得点 | |
CM | ウィーファー | 20 | 23歳 | 188cm 74kg | 25試合 1得点 |
Q・ティンバー | 8 | 22歳 | 177cm 71kg | 24試合 2得点 | |
ゼルキ | 6 | 25歳 | 183cm 76kg | 32試合 1得点 | |
ファン・デン・ベルト | 16 | 22歳 | 181cm 70kg | 35試合 16得点 | |
ミランボ | 27 | 18歳 | 179cm 72kg | 3試合 0得点 | |
ゼキエル | 24 | 19歳 | NO DATA | 0試合 0得点 | |
AM | ステングス | 10 | 24歳 | 182cm 68kg | 25試合 1得点 |
リングル | 32 | 25歳 | 175cm 69kg | 27試合 11得点 | |
RW | ディルロサン | 11 | 25歳 | 174cm 74kg | 31試合 5得点 |
ジャハンバフシュ | 7 | 30歳 | 180cm 78kg | 28試合 5得点 | |
ミンテ | 19 | 19歳 | 180cm 60kg | 17試合 4得点 | |
LW | イヴァンシッツ | 17 | 24歳 | 175cm 70kg | 33試合 12得点 |
パイシャオン | 14 | 23歳 | 168cm 65kg | 28試合 7得点 | |
ザウアー | 25 | 17歳 | 184cm -kg | 0試合 0得点 | |
CF | S・ヒメネス | 29 | 22歳 | 183cm 69kg | 32試合 15得点 |
上田 綺世 | 9 | 25歳 | 182cm 76kg | 40試合 22得点 |
移籍情報
【加入】
- ミッキー・ファン・サス[マンチェスター・C U-21]
- コスタス・ランプルー[ヴィレムII]
- トーマス・ベーレン[ズヴォレ]
- バルト・ニーウコープ[ユニオンSG]
- ラミズ・ゼルキ[トゥウェンテ]
- トーマス・ファン・デン・ベルト[ズヴォレ]
- ケルビン・ステングス[アントワープ]
- オンドジェイ・リングル[スラビア・プラハ]
- ヤンクバ・ミンテ[オーデンセ]
- 上田 綺世[サークル・ブルージュ]
- ルカ・イヴァンシッツ[ディナモ・ザグレブ]
【退団】
- オフィル・マルシアーノ[H・ベエルシェバ]
- ミメイヘル・ベニータ[エクセルシオール]
- ヤコブ・ラスムッセン[ブレンビー]
- マルクス・ペデルセン[サッスオーロ]
- ネライショ・カサンウィルジョー[ラピド・ウィーン]
- セバスティアン・シマンスキ[フェネルバフチェ]
- モハメド・ターブニ[アル・アラビ]
- オルクン・コクチュ[ベンフィカ]
- エセキエル・ブジャウデ[ボカ]
- ウサマ・イドリシ[パチューカ]
- ダニーロ[レンジャーズ]
- パトリック・ヴォーレマルク[ヘーレンフェーン]
フォーメーション
基本フォーメーション(4-2-3-1)
フェイエノールトの基本フォーメーションは4-4-2(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3、FW1人)。
フェイエノールト・ロッテルダムの戦術的特長
フェイエノールト・ロッテルダムの戦術的特長について紹介します。
組織的に即時奪回
フェイエノールトはハイプレスを採用しており、ボールを奪われた瞬間からボールにアタックをかけていきます。
特徴的なのは、数人でボールを追って出しどころを限定するという動きではなく、全員で相手を追い込みボールを奪う動きをすることろです。
ファイナルサードでボールを奪うことも珍しくなく、そこからのショートカウンターで得点を狙います。
- ファイナルサード
ピッチを横に3分割した時、最も相手陣内に近いエリアのこと。
相手DFラインを混乱させる動き
フェイエノールトは、サイドを起点に組み立て中央の裏抜けで得点するのが得意なチーム。
特にDFラインを混乱させるスペースの作り方は秀逸です。
ポイントは2つ!
『複数人での同時裏抜け』
『狭いエリアで鋭いローテーション』
フェイエノールトは前線3枚が常に相手DFの裏を狙っており、チャンスだと思ったら全員が同時に走り出すのが特徴です。
同時に走り出すことでDF陣は混乱し、ミスの誘発やサポートができない状況を作りだします。
また、複数人を裏へ走らせるための状況作りにも強みがあるチームです。
多いパターンとしては、相手SBをつり出しCBとSBにスペースを作りそのスペースを狙うプレーです。このプレーは、しっかりと戦術に落とし込まれており、ボールを持った選手が利き足でボールを共有できるタイミングで同時に走り出しています。
さらに、狭いエリアで鋭いローテーションを繰り返すことで相手DFを混乱に陥れます。
誰をマークし、どこにスペースがあるかをあいまいにさせ裏をついて得点を狙う形です。
フェイエノールト・ロッテルダムの戦術的弱点
フェイエノールト・ロッテルダムの戦術的弱点について紹介します。
攻撃的過ぎる守備
フェイエノールトの特徴として全員で連携し即時奪回を目指す守備を紹介しましたが、これは弱点にもなり得る戦術になっています。
なぜなら、攻撃的な守備のため1枚躱されてしまうとその後の対応が後手後手になってしまい一気にピンチを招くからです。
特に格上相手には、個の力で打開されてしまうこともあるためCLでもこの戦術を採用するのであればスリリングな展開になってしまうかもしれません。
確実性の低いパス
即時奪回を守備だけでなく、攻撃にも取り入れているフェイエノールトでは確実性の低いパスを出すことがあります。
通ればチャンスですし、カットされてもボール奪回の準備ができているからすぐに回収してショートカウンターを狙えるからです。
しかし、これも即時奪回ができなければピンチを招くプレーであるため格上相手に使うにはリスキーでしょう。
注目選手
上田 綺世
日本代表のストライカーとしても期待されている上田 綺世。
今季からフェイエノールトへステップアップを果たしており、ヒメネスとの激しいレギュラー争いを繰り広げています。
彼の特徴は裏への抜けだしのうまさと、当たり負けしないフィジカルにあります。
まだまだ、世界トップレベルと比べると決定力に課題は残りますが今後に期待が持てる選手です。
日本人選手が多いグループEを抜け出すのは!
4クラブ中、3クラブに日本人選手が所属するグループE。
本命は、日本人選手がいないアトレティコ・マドリードとなるでしょうが、可能性は無限大!!
多くの日本人選手がグループステージを突破してくれると嬉しいですね♪