今大会も優勝候補として挙げられている韓国代表。
グループリーグは違うが、日本が2位通過で韓国が首位通過の場合はベスト16で当たる可能性も……。
最大のライバルである韓国代表の戦術特徴やフォーメーション、招集選手について紹介してきます。
日本代表戦(地上波放送あり)
共に2位通過となったため、当たるとしたら決勝か3位決定戦。
決勝であれば地上波放送はありますが、3位決定戦の場合はDAZNのみ。
日本代表と韓国代表の決勝戦が見たいですね。
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韓国代表
アジアカップの成績
FIFAランキング:23位(2023年12月21日発表)
アジアカップ出場歴:8大会連続15回目
アジアカップ最高成績:優勝(2回)
アジアカップUAE2019成績:ベスト8
日本代表にとって最大のライバルである韓国代表。
FIFAランクも日本代表、イラン代表に次ぐ3番目に着けており、今大会も優勝候補の一角と目されています。
ワールドカップでベスト4になるなど、アジアで最も国際的な成功を収めている代表チームです。(疑惑の判定はありましたが……)
アジアカップでは意外にも1960年以降優勝がなく、エースのソン•フンミンがピークを迎える今大会こそという気持ちは大きいでしょう。
韓国代表の招集メンバー
▼GK
キム・スンギュ(アル・シャバブ/サウジアラビア)
チョ・ヒョヌ(蔚山現代)
ソン・ボムグン(湘南ベルマーレ/日本)
▼DF
キム・ヨングォン(蔚山現代)
キム・テファン(蔚山現代)
ソル・ヨンウ(蔚山現代)
チョン・スンヒョン(蔚山現代)
キム・ミンジェ(バイエルン/ドイツ)
キム・ジュソン(FCソウル)
キム・ジス(ブレントフォード/イングランド)
キム・ジンス(全北現代)
イ・ギジェ(水原三星ブルーウィングス)
▼MF
ムン・ソンミン(全北現代モータース)
パク・ジンソプ(全北現代モータース)
パク・ヨンウ(アル・アイン/UAE)
ソン・フンミン(トッテナム/イングランド)
ヤン・ヒョンジュン(セルティック/スコットランド)
イ・ガンイン(パリ・サンジェルマン/フランス)
イ・スンミン(光州FC)
イ・ジェソン(マインツ/ドイツ)
チョン・ウヨン(シュトゥットガルト/ドイツ)
ファン・インボム(ツルヴェナ・ズヴェズダ/セルビア)
ファン・ヒチャン(ウルヴァーハンプトン/イングランド)
ホン・ヒョンソク(ヘント/ベルギー)
▼FW
オ・ヒョンギュ(セルティック/スコットランド)
チョ・ギュソン(ミッティラン/デンマーク)
▼監督
ユルゲン・クリンスマン
フォーメーション(4-2-2-2)
近年ではあまり見ない、2トップと4バックを併せたフォーメーションを採用しています。
韓国代表の戦術
特徴:フィジカル重視
韓国代表は、フィジカルを活かしたカウンターとセットプレーを得意としています。
1対1の状況を作り出す事を意識しており、縦に早いサッカーを狙っているチームです。
イ•ガインを攻撃の中心に据えており、彼のプレーにソン•フンミンやファン•ヒンチャンといった世界トップレベルの選手が連動します。
懸念点
①戦術家ではない監督
韓国代表を率いるクリンスマン監督は、選手としてワールドカップ優勝や監督としてもドイツ代表を率いて3位に導くなど輝かしい成績を残しています。
しかしながら、戦術的なアイディアが乏しい事で批判されることも多い監督です。
実際に韓国代表でも放任主義を貫いており、特に攻撃において選手任せとなっています。
世界トップレベルのタレントが揃っている韓国代表ですが、硬直した試合を打開できる監督がいないのは弱点となるでしょう。
②バランサー不在
先ほども触れた通り、韓国代表は攻撃陣に自由を与えています。
しかし、これが全体のバランスを崩し中盤に広大なスペースを空けてしまうシーンもしばしば……。
サイドバックの活用
近年、サイドバック(SB)の重要度が高まっていますが、韓国代表はそこの活用に難点があります。
まず、レギュラーのイ・ギジェとソル・ヨンウは効果的な攻撃参加があまり出来ていません。
かといって、別の選手だと守備のバランスが崩れるシーンが多くなります。
選手の質•戦術、共に上手くいっていない印象を受けます。
韓国代表の注目選手
ソン•フンミン
現代においてアジアNo1と言っても過言ではない活躍と継続性を見せているソン・フンミン。
スピードとドリブルに強みを持っており、独力で突破できる選手。
決定力も高く、世界のトップリーグであるプレミアムで得点王も獲得しました。
近年はパスの精度も上がっており、アシスト数も増えています。
イ•ガイン
今季からパリサンジェルマンに移籍した、『韓国の至宝』イ•ガイン。
『韓国代表の攻撃は彼から生まれる』と言っても過言ではないほど重要な選手。
左利きでドリブラーという点で久保建英と似ていますが、テクニックとリズムの久保に対して、イ•ガインは馬力で抜き去る特徴があります。
体幹が強いのはもちろん、キック力などパワー系の能力が高い選手で、ミドルシュートやサイドチェンジを多用します。
キム•ミンジェ
昨季ナポリでセリエa優勝に貢献し、今季から名門バイエルン•ミュンヘンに移籍したキム•ミンジェ。
190cm、84kgと恵まれた体格を持ち、スピードもある対人能力の強い選手。
ナポリ時代には、4度しかドリブル突破を許さないといった驚異的な成績を残しています。
強靭なフィジカルを活かした厳しい当たりで楔のパスを潰すことが出来、守備範囲も広いです。
ビルドアップの能力にも長けている為、後方からゲームを作る事も出来ます。
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