今回紹介するチームは、イングランドのトップリーグであるプレミアリーグで活躍するアーセナル。
日本代表の富安選手が所属するチームですので、知っているという人も多いかもしれません。
今年からプレミアリーグを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。
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アーセナルFC
アーセナルFCは1886年にイギリスのロンドンにて創設。
現在は日本代表の富安選手が所属し、名古屋グランパスでの監督経験のあるアーセン・ヴェンゲルが2018年までの22年間にもわたり監督を務めるなど日本にも馴染み深いクラブです。
プレミアリーグで無敗優勝を果たした唯一クラブであり、無敗優勝を達成した2003‐04シーズンのチームは「インヴィンシブルズ(無敵のチーム)」と称えられています。
また、国内カップ戦であるFAカップの最多優勝クラブです。
クラブのスローガンは『勝利は調和の中から生まれる』であり、『ガナーズ(砲手)』の愛称で親しまれています。
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【本拠地】
イギリス:ロンドン
エミレーツ・スタジアム
【創設】
1886年
【所属リーグ】
プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)
【主要獲得タイトル】
・プレミアリーグ:3回
・FAカップ:14回(最多)
・FAコミュニティ・シールド:16回
昨季の成績と今期の目標
【昨季の成績】
・プレミアリーグ:2位(84p)
(26勝6分6敗88得点43失点)
※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・FAカップ:4回戦敗退
・リーグカップ:3回戦敗退
・ヨーロッパリーグ:ベスト16
昨季中盤まではプレミアリーグで首位をキープしており、18シーズン振りの優勝が期待されていましたが終盤に失速し2位でフィニッシュ。カップ戦もすべて序盤で負けてしまったため、無冠のシーズンとなりました。
しかし、リーグ戦での快進撃から名門アーセナル復活を印象付けるシーズンとなったと言えるでしょう。
【今季の目標】
最大目標:プレミアリーグ優勝&カップタイトル獲得
最低目標:チャンピオンズリーグ出場権獲得&カップタイトル獲得
今季は昨季終盤で逃したプレミアリーグ優勝を最大目標とするでしょう。また、リーグ戦だけではなくカップ戦でのタイトルも狙うと予想されます。チャンピオンズリーグというよりは、国内カップ戦のタイトルを狙ってくるでしょう。
最低目標としては、チャンピオンズリーグ出場権の獲得と国内カップ戦のタイトルを最低1つ獲得することになると予想します。
所属選手
登録 | 選手名 | 背番号 | 歳 | 身長/体重 | 昨季成績 |
GK | ラムスデイル | 1 | 25歳 | 188cm 77kg | 38試合 0得点 |
ラジャ | 22 | 28歳 | 183cm 70kg | 38試合 0得点 | |
ハイン | 31 | 21歳 | 193cm 76kg | 0試合 0得点 | |
CB | サリバ | 2 | 22歳 | 193cm 83kg | 27試合 2得点 |
ガブリエウ | 6 | 25歳 | 190cm 78kg | 38試合 3得点 | |
ティンバー | 12 | 22歳 | 179cm 77kg | 34試合 2得点 | |
キビオル | 15 | 23歳 | 189cm 75kg | 7試合 1得点 | |
RSB | ホワイト | 4 | 25歳 | 182cm 78kg | 38試合 2得点 |
冨安 健洋 | 18 | 24歳 | 187cm 84kg | 21試合 0得点 | |
ソアレス | 17 | 32歳 | 172cm 67kg | 6試合 0得点 | |
LSB | ジンチェンコ | 35 | 26歳 | 175cm 64kg | 27試合 1得点 |
CM | ライス | 41 | 24歳 | 185cm 80kg | 37試合 4得点 |
T・パーティ | 5 | 30歳 | 185cm 77kg | 33試合 3得点 | |
ジョルジーニョ | 20 | 31歳 | 180cm 68kg | 14試合 0得点 | |
エルネニー | 25 | 31歳 | 180cm 70kg | 5試合 0得点 | |
AM | ウーデゴー (C) | 8 | 24歳 | 178cm 69kg | 37試合 15得点 |
ハベルツ | 29 | 24歳 | 190cm 83kg | 35試合 7得点 | |
スミス・ロウ | 10 | 23歳 | 182cm 73kg | 12試合 0得点 | |
ヴィエイラ | 21 | 23歳 | 170cm 58kg | 22試合 1得点 | |
RW | サカ | 7 | 22歳 | 178cm 70kg | 38試合 14得点 |
R・ネルソン | 24 | 23歳 | 175cm 71kg | 11試合 3得点 | |
LW | マルチネッリ | 11 | 22歳 | 180cm 75kg | 36試合 15得点 |
トロサール | 19 | 28歳 | 172cm 61kg | 20試合 1得点 | |
CF | ジェズス | 9 | 26歳 | 175cm 73kg | 26試合 11得点 |
エンケティア | 14 | 24歳 | 175cm 70kg | 30試合 4得点 |
移籍情報(2023/7/21時点)
【加入】
- デクラン・ライス[ウェストハム]
- カイ・ハヴァーツ[チェルシー]
- ユリエン・ティンバー[アヤックス]
- ダビド・ラヤ[ブレントフォード/ローン移籍]
【退団】
- フォラリン・バログン[モナコ]
- グラニト・ジャカ[レヴァークーゼン]
- マット・ターナー[ノッティンガム・フォレスト]
- オーストン・トラスティ[シェフィールド・ユナイテッド]
- パブロ・マリ[モンツァ]
- キーラン・ティアニー[レアル・ソシエダ/ローン移籍]
- ロブ・ホールディング[クリスタル・パレス]
- ヌーノ・タバレス[ノッティンガム・フォレスト/ローン移籍]
- マルキーニョス[ナント/ローン移籍]
- エインズリー・メイトランド=ナイルズ[リヨン/フリー移籍]
- ルーナル・アレックス・ルーナルソン[カーディフ/ローン移籍]
- アーサー・オコンクウォ[レクサム/ローン移籍]
- サンビ・ロコンガ[ルートン/ローン移籍]
フォーメーション
基本フォーメーション(4-3-3)
アーセナルの基本フォーメーションは4-3-3(DF4人、MF3人、FW3人)。
試合によって4-2‐3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)も使っていたため、ライスとパーティーの両方を活かすためにこちらを基本フォーメーションにする可能性もあるでしょう。
アーセナルの戦術的特長
アーセナルの戦術的特長について紹介します。
ポジショナルプレー
ポジショナルプレーとは、フォーメーションに囚われずに優位性のあるポジショニングをすることを指す言葉です。
数的優位、位置的優位、質的優位の3つの考え方を基に、ポジション変更をしながら局面を優位に進めることが出来ます。
アーセナルでは、ジンチェンコが偽サイドバックとしてサイドの選手ながら中に入ってきたり、CFのジェズスが中盤に降りてきてパス回しに参加するなどポジションに囚われない動きが特長です。
- 数的優位:
2対1や3対2など、ボールホルダーの近くに相手より多い人数を配置する - 位置的有利:
相手の死角に入るなど、有利になるポジションをとること - 質的優位:
フィジカル、技術、特徴など、有利になる選手で勝負する
サイドに強み
アーセナルはサイドに突破力の高い選手がおり、独力でシュートまで持って行くことだ可能。
特にサカとマルチネッリは、スピードに乗った時はもちろん細かいタッチでの突破もできるため常に相手に脅威を与えています。
先ほど説明したポジショナルプレーとの相性も良く、昨季は中盤で数的優位を作りボールを回し、サイドで位置的優位を作りフィニッシュまで持って行くという形で得点を量産しました。
アーセナルの戦術的弱点
アーセナルの戦術的弱点について紹介します。
引いた相手を崩せない
プレミアリーグのトレンドであるハイプレス(高い位置から守備)をするチームに対しては相性がいいですが、引いて守る相手に得点が取れません。
引いた相手に得点を取ることはどのチームでも難しいのですが、特にアーセナルは苦戦する傾向があります。狭いスペースでパス回しというよりは、空いたスペースをうまく使うチームなので相手に引かれてスペースを消されると決定的な場面が作れません。
今季から加入したハヴァーツもスペースをうまく使うタイプなので、選手の能力で解決することは難しいでしょう。プレミアリーグ優勝のためには、戦術的な対策が必要となります。
空中戦が弱い
攻守どちらにも言えることですが、アーセナルは空中戦が弱いです。
先ほど引いた相手を崩せないと紹介しましたが、これは空中戦が弱いのも影響しています。攻撃陣の主力選手は身長が低く、180㎝以下の選手がほとんど。ポジショニングはうまいですが、フィジカル的に勝つことは難しいでしょう。
守備においては190㎝以上の選手をそろえているので、フィジカル的には負けていません。しかし、空中戦の駆け引きやポジショニングに難があります。
プレミアリーグ優勝を狙うのであれば、安定した攻撃と守備を整えるために空中戦対策が必須となるでしょう。
注目選手
アーセナルの注目選手はこちらの3名
- サカ
- ライス
- ハヴァーツ
サカ
アーセナルの至宝、ブカヨ・サカ。
8歳でアーセナルの下部組織に加入してから、現在までアーセナルで活躍する生え抜きの選手。
スピードと細かいタッチによる突破が得意な選手ですが、それ以上に当たり負けしない体の強さに特徴があります。スピードに乗る前に潰されやすいタイプの選手なのですが、彼の場合はスピードに乗らなくてもキープができます。
一人でキープができ、攻撃の陣形が整う時間を作れる彼の存在は大きいです。
ライス
デクラン・ライスは、高いインターセプト能力に特徴を持つ守備的MF。
危機察知能力が高く、常にどこが危険になるか観て相手の攻撃の芽を刈り取れる選手。185cmと大柄なので、パスカットだけではなく当たり負けしないのも魅力です。
さらに、クリーンなタックルが多くファールが少ないのもチームとしては助かります。
決定的なパスを出すタイプではありませんが、ボールを奪ってからの楔のパスが正確で攻撃のスイッチを入れることが出来る貴重な選手です。
ハヴァーツ
ハヴァーツは、CFや攻撃的MFなどができる攻撃的なオールラウンドプレイヤーです。
高さ、スピード、テクニックと攻撃に必要な要素を兼ね備えており、特に相手の隙を見た抜け出しは目を見張るものがあります。
昨季のスタメンであるジェズスやウーデゴーアとはタイプが違うので、どこで起用されるかも含めて楽しみな選手です。
大型選手獲得でプレミアリーグ優勝できるか
昨季中盤まで、プレミアリーグを独走する躍進を見せたアーセナル。
終盤は主力選手の怪我や疲れにより失速し、マンチェスターシティにひっくり返されてしまいましたが強いアーセナルが戻ってきました。
ハヴァーツやライスなどプレミアリーグで実績のある選手を獲得しスカッドを強化した今季こそ、プレミアリーグ優勝を勝ち取れるか期待ですね。