セリエAチーム紹介2023‐24シーズン最新版ボローニャについて

セリエA

【最新/セリエA/23‐24】ボローニャFCの選手・フォーメーション・戦術を超簡単に紹介!



今回紹介するチームは、イタリアのトップリーグであるセリエAで活躍するボローニャFC。

今年からセリエAを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。

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ボローニャFC

ボローニャFCHP

ボローニャFCは1909年にイタリアのボローニャにて創設、アーセナルに移籍する前に富安選手が所属しサイドバックとして開花したクラブです。

イタリアサッカーの創世記に活躍した古豪であり、1941年までに計6回のイタリア王者を経験。
1980年以降は大きく失速し、セリエC1(3部)への降格を経験するなどセリエAでは残留争いがメインとなってしまいました。

ベテランが活躍するクラブとして有名で、スランプに陥った30歳以上の選手がボローニャに移籍すると復活すると言われています。

チームの愛称は、クラブカラーからとった『ロッソブル(赤と青)』や『フェルシネイ(フォルシナ人)』『ベルトリ(猟犬)』が有名です。

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チーム情報

【本拠地】
イタリア:ボローニャ
レナート・ダッラーラ

【創設】
1909年

【所属リーグ】
セリエA(イタリア1部リーグ)

【主要獲得タイトル】
・セリエA:7回
・コッパ・イタリア:2回

▼その他タイトル

昨季の成績と今期の目標

【昨季の成績】

・セリエA:9位(54p)
 (14勝12分12敗53得点49失点)
・コッパ・イタリア:ベスト16

近年残留争いに巻き込まれることが多いクラブ事情を考えると、早期に残留争いを脱出し9位でのフィニッシュは上出来だと言えるでしょう。

【今季の目標】

最大目標:セリエA10位以内
最低目標:セリエA残留

戦力や財政的に優勝を狙うのは現実的とは言えないでしょう。

残留することを主の目的として、早い段階で残留を決めて置ければ御の字というところだと思います。

所属選手

登録選手名背番号身長/体重昨季成績
GKスコルプスキ2832歳187cm
84kg
37試合
0得点
ラバーリア3423歳196cm
88kg
0試合
0得点
バニョリーニ2319歳193cm
81kg
0試合
0得点
CBルクミ2625歳187cm
84kg
33試合
0得点
ベウケマ24歳188cm
77kg
26試合
2得点
ソサ421歳185cm
76kg
10試合
0得点
スマオロ531歳187cm
91kg
23試合
0得点
ボニファーツィ1427歳187cm
70kg
13試合
0得点
アメイ6632歳187cm
70kg
0試合
0得点
RSBポシュ326歳189cm
82kg
30試合
6得点
デ・シルベストリ2935歳186cm
84kg
15試合
1得点
LSBリコヤニス2229歳190cm
87kg
21試合
2得点
CMN・ドミンゲス825歳179cm
73kg
31試合
3得点
L・ファーガソン1923歳181cm
75kg
32試合
7得点
シャウテン3026歳185cm
72kg
33試合
0得点
モロ625歳184cm
77kg
26試合
1得点
アエビシェール2026歳183cm
74kg
32試合
1得点
エル・アズジ22歳189cm
75kg
23試合
0得点
ピーティア2519歳186cm
80kg
6試合
0得点
K・マイケル23歳176cm
71kg
13試合
0得点
RWオルソリーニ726歳183cm
80kg
32試合
11得点
エンドイェ22歳184cm
78kg
32試合
4得点
ヴィニャート22歳175cm
67kg
5試合
1得点
オクォンクォ25歳180cm
72kg
0試合
0得点
LWバロウ9924歳183cm
70kg
32試合
3得点
CFザークツィー1122歳193cm
84kg
19試合
2得点
ホーイドンク23歳190cm
82kg
33試合
16得点
アルナウトビッチ934歳192cm
83kg
21試合
10得点
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移籍情報

【加入】

  • イェスパー・カールション[アルクマール]
  • ダン・エンドイェ[バーゼル]
  • サム・ベウケマ[アルクマール]
  • ジョバンニ・ファビアン[インテル]
  • リカルド・カラフィオリ[バーゼル]
  • ニコラ・モーロ[ディナモ・モスクワ]
  • ウサマ・エル・アズジ[ユニオン・サン=ジロワーズ]
  • ヴィクトル・クリスティアンセン[レスター/ローン移籍]
  • アレクシス・サレマーカーズ[ミラン/ローン移籍]
  • レモ・フロイラー[ノッティンガム・フォレスト]
  • トマッソ・コラッザ[ボローニャU19]

【退団】

  • イェルディ・スハウテン[PSVアイントホーフェン]
  • ニコラス・ドミンゲス[ノッティンガム・フォレスト]
  • デンソ・カシウス[アルクマール]
  • ガリー・メデル[ヴァスコ・ダ・ガマ/フリー移籍]
  • マティアス・ロッキ[コルティチェッラ/フリー移籍]
  • ディオン・ルッフォ・ルチ[リミニ/フリー移籍]
  • マッテオ・アンジェリ[チッタデッラ/フリー移籍]
  • フランチェスコ・バルディ[レッジャーナ/フリー移籍]
  • エベニーザー・アナン[ノヴィ・パザル/ローン移籍]
  • ジャンマルコ・カンジャーノ[ペスカーラ/ローン移籍]
  • エマニュエル・ヴィニャート[ピサ]
  • キングスレー・ミカエル[レオーベン]
  • ムサ・ジュワラ[ヴェイレBK]
  • アントニオ・ライモンド[テルナーナ/ローン移籍]
  • セバスティアン・ブレザ[イヴェルドン=スポール/ローン移籍]
  • マッティア・パリューカ[アレッサンドリア/ローン移籍]
  • ルイス・ビンクス[コヴェントリー/ローン移籍]
  • ニクラス・ピュィティア[テルナーナ/ローン移籍]
  • マルコ・アルナウトヴィッチ [インテル/ローン移籍]
  • アンドリ・ファナル・バルドゥルソン[エルフスボリ/ローン移籍]
  • ウィズドム・アメイ[ボローニャU19]
  • ニコラ・サンソーネ[未定]
  • ロベルト・ソリアーノ[未定]
  • レモ・フロイラー[ノッティンガム・フォレスト]

フォーメンション

基本フォーメーション(4-2-3-1)

ボローニャFCの基本フォーメーションは4-2-3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。

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ボローニャFCの戦術的特長

ボローニャFCの戦術的特長について紹介します。

サイドバックがゲームメイク

近年サイドバックの役割が変化してきており、攻撃においても重要なタスクを担わせるクラブが増えました。

ボローニャFCにおいても同様で攻撃の起点はサイドバック、特に右サイドバックのポッシュがレジスタとなりゲームメイクを担います。

自陣からしっかりとボールを繋いくビルドアップに重きを置くスタイルで、徐々に前進しDFの裏を狙い得点するパターンが得意です。

  • レジスタ
    イタリア語が起源となっており、試合全体をコントロールしゲームメイクする選手

ポジションチェンジでラインブレイク

ボローニャFCのポジションは流動的で、自分のポジションに縛られずに自由に動きチャンスを作ります。

縦横無尽に最適なポジショニングをする一般的な流動的な動きとは若干異なり、縦方向へのポジションチェンジが多くディフェンスの裏を取るラインブレイクに重きを置いています。

FW(バロウなど)が自陣方向へ降りてきて相手最終ラインを上げ、そのスペースにMF(L・ファーガソンやN・ドミンゲスなど)が飛込み裏を取るといったパターンが見られます。

  • ラインブレイク
    相手最終ライン(GKの前にいる選手群)の裏を取ること。

ボローニャFCの戦術的弱点

ボローニャFCの戦術的弱点について紹介します。

中央の守備

ボローニャFCは後方からビルドアップしていくために、選手をワイドに配置する傾向があります。

中央にスペースがあるため、中盤でパスカットされてしまうと数的不利な状況を作られやすいです。

ボールを繋いていくスタイルかつ、サイドバックを起点としているチームなので仕方ない部分ではありますがリスク管理が求められます。

左サイドの弱体化

ボローニャFCは、サイドから崩す形を得意としているチームです。

主に右サイドからの攻撃が多いですが、左サイドも重要な役割を担っていました。しかし、昨季左サイドで中心として活躍してきたカンビアーゾ・キリアコプロス・ソリアーノが抜けてしまい弱体化。

現状、代わりとなる選手の獲得などはないため心配になる要素の一つです。

注目選手

ボローニャFCの注目選手はこちらの3名

  • バロウ
  • ポッシュ
  • ニコラス・ドミンゲス

バロウ

バロウは、長い脚を活かしたキープと体の強さが魅力の選手。

昨季、絶対的エースであったアルナウトビッチの離脱によりCFを任されるとポストプレーを開花。流動的に動くチームに欠かせない存在として活躍しました。

しかし、32試合で3点とFWとしては寂しい結果でした。今季はもう少し得点力を上げていきたいところです。

ポッシュ

昨季ボローニャの主力として活躍し、買取オプションを行使して正式にボローニャ所属となったポッシュ。

高いキック精度を持ち合わせており、長短どちらも効果的に利用できる選手。ボローニャでは主に右サイドバックとして活躍しており、チームのレジスタとして躍動しています。

守備においては、相手のパスコースやドリブルコースを予測してシャットアウトすることができる危機察知能力が高い選手。
危険なところが分かるから、良いところにパスが出せるのかもしれないですね。

ニコラス・ドミンゲス

技巧派が多いボローニャの中盤において、豊富な運動量を基に粘り強いディフェンスやスペースへの走り込みでチームを引き締めるニコラス・ドミンゲス。

目の覚めるようなパスをするタイプではありませんが、堅実なパスでビルドアップに貢献することができます。守備においてもクリーンなプレーが多く、攻守においてに無駄なプレーが少ない選手です。

2期目のチアゴ・モッタ

昨季、名将ミハイロビッチの療養&急逝によりボローニャをシーズン途中から率いたチアゴ・モッタ。

中盤位まではオーソドックスな戦いで苦しんでいましたが、終盤に向けて自分の色を出すことでボローニャの躍進を支えました。

準備期間がある今期は、どんなことに取り組んでくるか期待ですね。

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まも

会社員兼ライターです♪ とにかく新しいことが大好きなので、今はサブスクで色んなことを試してます。 サブスクの経験談や新着情報を発信していくので、お楽しみに! あっ!あと上場企業で第一号フルリモート社員として参画したので、 リモートワーク情報についても紹介していきますね。 (サブカテゴリーなので、更新頻度は低いかもwww)

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