セリエAチーム紹介2023‐24シーズン最新版ラツィオについて

CL(チャンピオンズリーグ) セリエA

【最新/セリエA/23‐24】ラツィオの選手・フォーメーション・戦術を超簡単に紹介!



今回紹介するチームは、イタリアのトップリーグであるセリエAで活躍するラツィオ。

今年からセリエAを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。

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SSラツィオ

SSラツィオHP

SSラツィオは1900年にイタリアのローマにて創設、ASローマと同じくスタジオ・オリンピコをホームスタジアムとしており両クラブの対戦は『デルビー・デッラ・カピターレ』と呼ばれ盛り上がりを見せています。

1998年にイタリアのクラブで初の上場をし、潤沢な資産を元に大型補強を慣行。1999‐00シーズンには、国内2冠を達成しています。しかし、その後は経営状態の悪化やカルチョスキャンダルで勝点没収など苦しい時期を過ごしました。

現在は、2004年より新オーナーとなったロティート会長のもとで堅実な経営を行っています。大型補強がないなど批判もありますが、ここ10年程は欧州大会への出場権も獲得し続けるなど安定した強さを見せているクラブです。

チームの愛称は、クラブカラーからとった『ビアンコチェレスティ(白と水色)』や『アクイラ(鷲)』が有名です。

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チーム情報

【本拠地】
イタリア:ローマ
スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ

【創設】
1900年

【所属リーグ】
セリエA(イタリア1部リーグ)

【主要獲得タイトル】
・セリエA:2回
・コッパ・イタリア:7回
・スーペルコッパ・イタリアーナ:5回

▼その他タイトル

昨季の成績と今期の目標

【昨季の成績】

・セリエA:2位(74p)
 (22勝8分8敗60得点30失点)
 ※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・コッパ・イタリア:ベスト8
・ヨーロッパリーグ:ベスト32

今季はタイトル獲得に至りませんでしたが、クラブの歴史や規模を考えるとセリエAで2位になりチャンピオンズリーグの出場権を獲得できたのは良かったと言えるでしょう。

【今季の目標】

最大目標:セリエA優勝&CLベスト16
最低目標:CL出場権獲得orカップタイトル
※CL:チャンピオンズリーグの略称

今季、久しぶりにチャンピオンズリーグの舞台に帰ってきたラツィオ。戦力などを考えると優勝は厳しいですが、放映権料で利益を得られるベスト16までは行っておきたいところです。
セリエAでは、当然優勝を狙ってくるでしょう。

セリエAの優勝が難しい場合でも、チャンピオンズリーグの出場権獲得とコパ・イタリアのタイトルどちらかは取っておきたいですね。

所属選手

登録選手名背番号身長/体重昨季成績
GKプロべデル9429歳192cm
84kg
38試合
0得点
マキシミアーノ124歳190cm
82kg
1試合
0得点
アダモニス3126歳187cm
80kg
0試合
0得点
フルラネット21歳191cm
79kg
6試合
0得点
CBカザーレ1525歳191cm
84kg
29試合
1得点
ロマニョーリ1328歳185cm
75kg
34試合
2得点
パトリック430歳184cm
74kg
18試合
0得点
M・ヒラ3422歳185cm
74kg
4試合
0得点
アルミニ22歳185cm
76kg
22試合
0得点
RSBマルシッチ7730歳185cm
76kg
33試合
0得点
ラッザリ2930歳174cm
67kg
28試合
0得点
ヒサイ2329歳182cm
70kg
34試合
1得点
ムッソリーニ4420歳188cm
-kg
0試合
0得点
LSBカメノビッチ23歳188cm
83kg
2試合
0得点
CMルイス・アルベルト1030歳182cm
70kg
35試合
6得点
カタルディ3229歳180cm
75kg
29試合
0得点
M・アントニオ623歳168cm
63kg
16試合
1得点
バシッチ2626歳189cm
80kg
25試合
1得点
ベシーノ531歳187cm
81kg
32試合
2得点
アクパ・アクプロ30歳180cm
68kg
24試合
1得点
ベルティーニ5021歳185cm
68kg
1試合
0得点
LMファレス9627歳183cm
72kg
0試合
0得点
AM鎌田 大地627歳184cm
72kg
32試合
9得点
A・アンデルソン23歳187cm
83kg
10試合
0得点
RWF・アンデルソン730歳175cm
69kg
38試合
9得点
カンチェッリエーリ1121歳180cm
79kg
20試合
0得点
ペドロ936歳169cm
67kg
36試合
4得点
ロンバルディ27歳180cm
75kg
4試合
0得点
LWザッカーニ2028歳177cm
63kg
35試合
10得点
D・ゴンサレス20歳177cm
70kg
0試合
0得点
ホニー32歳179cm
76kg
17試合
1得点
CFインモービレ (C)1733歳184cm
80kg
31試合
12得点
カステジャノス24歳178cm
70kg
35試合
13得点
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移籍情報

【加入】

  • バレンティン・カステジャーノス[ニューヨークシティ]
  • グスタフ・イサクセン[ミッティラン]
  • ディエゴ・ゴンザレス[FCセラヤ]
  • 鎌田大地[フランクフルト/フリー移籍]
  • ニコロ・ロベッラ[ユヴェントス/ローン移籍]
  • クリストス・マンダス[OFIクレタ]
  • マッテオ・グエンドウジ[マルセイユ/ローン移籍]
  • ルイジ・セペ[サレルニターナ/ローン移籍]

【退団】

  • セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ[アル・ヒラル]
  • フランチェスコ・アチェルビ[インテル]
  • ゴンサロ・エスカランテ[カディス]
  • マッテオ・カンチェレッリ[エンポリ/ローン移籍]
  • ルイス・マキシミリアーノ[アルメリア/ローン移籍]
  • ジャン・ダニエル・アクパ・アクプロ[モンツァ/ローン移籍]
  • マルコス・アントニオ[PAOKサロニキ/ローン移籍]
  • ジョナサン・ロドリゲス(ジョニー)[カルタヘナ/フリー移籍]
  • ルカ・ロメロ[ミラン/フリー移籍]
  • マリウス・アダモニス[ペルージャ/ローン移籍]
  • エマニュエル・チチェレッリ[レッジーナ]
  • ニコロ・アルミニ[ポテンツァ]
  • アンドレア・マリノ[フォッジャ/ローン移籍]
  • ラウル・モロ[バジャドリー/ローン移籍]
  • ステファン・ラドゥ[引退]
  • リザ・ドゥルミシ[未定]
  • マルコ・ベルティーニ[SPAL/ローン移籍]

フォーメンション

基本フォーメーション(4-3-3)

ラツィオの基本フォーメーションは4-3-3(DF4人、MF3人、FW3人)。

チームの中心であるミリンコヴィッチ=サヴィッチが移籍してしまいましたが、鎌田大地がそこを埋める形で昨季と同じシステムを採用するでしょう。

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ラツィオの戦術的特長

ラツィオの戦術的特長について紹介します。

トライアングルの形成

現代サッカーにおいて重要度が高い、トライアングルの形成。

これを徹底しているのがラツィオで、選手の配置に拘り常にトライアングルが形成されるようにボールを保持しています。

トライアングルをスペースの創出にも生かしており、CF(インモービレなど)が裏へ抜ける動きで相手DFラインを下げて技術力の高いインサイドハーフ(L・アルベルトや鎌田大地)がボールを持てるスペースを空ける、又はその逆を繰り返して得点する形が特徴です。

  • トライアングルの形成
    ボール保持者を起点として、3人の選手で三角形を作りパスコースの確保などを行うこと

近い距離での保持

ラツィオは、基本的にボールを保持してゲームを支配するポゼッションサッカーを軸としています。

特にラツィオのポゼッションサッカーは、選手間の距離が近くテンポよくボールを回していくのが特徴です。ある程度決まりがあるようで、定番のパスルートがいくつかありそこを基準に組み立てていきます。

ラツィオの戦術的弱点

ラツィオの戦術的弱点について紹介します。

配置至上主義

ラツィオのクラブカラーというよりは、監督を務めるマウリツィオ・サッリの影響が大きいですが配置を重要視しすぎる傾向にあります。

流動的な動きが少ないため、行き詰まった時の打開策がなく最終的には個人技で何とかするという試合が多いです。

特に引いた相手を崩すのに苦戦しており、勝点を取りこぼすことも…。

ビルドアップの機能不全

こちらも配置に拘り過ぎていることを起因としている弱点ですが、ラツィオはビルドアップがうまくいかずリズムに乗れないとズルズルいってしまう試合が多いです。

中盤の底で2CBとトライアングルを形成するカタルディは、常にボールを受け取る位置に顔を出しパスコースを創出するという意味では良いですが縦に早いパスを通せる選手ではありません。

その上、配置至上主義のラツィオがインサイドハーフの選手を自陣までおろしてビルドアップに参加させることは少ないため機能不全が頻発しています。

注目選手

ラツィオの注目選手はこちらの3名

  • インモービレ
  • F・アンデルソン
  • 鎌田 大地

インモービレ

ラツィオの絶対的エースであり、セリエAで4度の得点王を獲得するチーロ・インモービレ。

彼の特徴は、ボールの流れを読み的確なポジショニングができることです。常にゴールに直結する場所にポジショニングをすることができているので、相手DFも気を抜くことができず集中力を削るのにも一役買っています。

フィジカルも強く、当たられても正確なプレーをすることができる選手です。

あと1回得点王になれば、歴代最多受賞回数に並ぶみたいです

F・アンデルソン

フェリペ・アンデルソンは、リンクマンとしてラツィオになくてはならない存在です。

技術力が高く、視野も広いため決定的なパスを出すことができます。

個人の突破力が圧倒的というよりは、相手のタイミングを盗みマークをずらすことを得意としておりDF1枚2枚はがしてからパスが出せる選手です。

鎌田 大地

今季、フランクフルトからラツィオに移籍してきた鎌田大地。

脱力テクニックとも形容される柔らかいタッチで相手DFを翻弄するプレーと、選手間のスペースを使うのがうまい選手。

キープ力が高くボールをロストしない選手であり、細かいパスを回すのもうまいのでラツィオサッカーには適応できるでしょう。

移籍したミリンコヴィッチ=サヴィッチとは全く違うタイプですが、彼の代わりに攻撃力を支えてくれるのを期待したいですね。

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頑張れ!!鎌田大地

近年、惜しいところまではいくもののタイトルからは遠のいているラツィオ。

ミリンコヴィッチ=サヴィッチが移籍してしまったのは残念ですが、ミランはドンナルンマ・ナポリはインシーニェ・クリバリ・メルテンスというアイコンが抜けて優勝を勝ち取りました。

ラツィオもそうなると期待したいところですね♪頑張れ鎌田大地。中田英寿以来の日本人セリエA優勝を見せてくれー!!

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まも

会社員兼ライターです♪ とにかく新しいことが大好きなので、今はサブスクで色んなことを試してます。 サブスクの経験談や新着情報を発信していくので、お楽しみに! あっ!あと上場企業で第一号フルリモート社員として参画したので、 リモートワーク情報についても紹介していきますね。 (サブカテゴリーなので、更新頻度は低いかもwww)

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