今回紹介するチームは、イングランドのトップリーグであるプレミアリーグで活躍するマンチェスターユナイテッド。
世界的に有名なクラブであり、元日本代表の香川真司選手が所属していたこともあるので知っている方は多いかと思います。
今年からプレミアリーグを見ようと思っている方でも分かりやすいように、所属選手や監督、チームの戦術的特徴や弱点を超簡単に解説します。
注目選手も紹介しているので、その選手を中心に見れば試合が楽しめるはず。
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マンチェスターユナイテッド
マンチェスターユナイテッドは1878年にイギリスのグレーター・マンチェスター州トラフォードにて創設。
イングランドのクラブとして初めてチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)を獲得したクラブであり、プレミアリーグの最多優勝記録を持つ国内はもちろん世界的にも有名なクラブです。
サー・アレックス・ファーガソン監督が率いた1985-86から2012‐13シーズンでは、26個のタイトルを獲得するなど1900年代末葉から2000年代初頭に黄金期を築きました。
クラブの愛称は、『赤い悪魔』やチーム名を略した『マンU(マンユー)』『マンチェスター』が有名です。
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【本拠地】
イギリス:トラフォード
オールド・トラッフォード
【創設】
1878年
【所属リーグ】
プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)
【主要獲得タイトル】
・プレミアリーグ:13回(最多)
・チャンピオンズリーグ:3回
・FIFAクラブワールドカップ :1回
・FAカップ:12回
・FAコミュニティ・シールド:21回
昨季の成績と今期の目標
【昨季の成績】
・プレミアリーグ:3位(75p)
(23勝6分9敗58得点43失点)
※チャンピオンズリーグ出場権獲得
・FAカップ:準優勝
・リーグカップ:優勝
・ヨーロッパリーグ:ベスト8
エリック・テン・ハフ監督が就任した昨季。序盤こそ苦しんだものの、徐々にテン・ハフ監督のサッカーが浸透し中盤以降は成績が安定しました。
ファーガソン監督以来、冬の時期を迎えているマンチェスターユナイテッドに春の訪れを感じられるシーズンになったと言えるでしょう。
【今季の目標】
最大目標:プレミアリーグ優勝&チャンピオンズリーグベスト16
最低目標:チャンピオンズリーグ出場権獲得&カップタイトル獲得
今季の目標は、当然プレミアリーグ優勝。
優勝を義務付けラテているチームなだけに、ここは譲れないところでしょう。未だ実力差は大きいように感じますが、期待はできるだけの状態にはなってきてるだけに期待したいところです。
最低目標としては、放映権料で稼げるチャンピオンズリーグへの出場権獲得。無冠で許されるクラブではないので、可能性が一番高い国内カップ戦のタイトル奪取というところでしょう。
所属選手
登録 | 選手名 | 背番号 | 歳 | 身長/体重 | 昨季成績 |
GK | オナナ | – | 27歳 | 190cm 93kg | 24試合 0得点 |
D・ヘンダーソン | – | 26歳 | 188cm 85kg | 18試合 0得点 | |
ヒートン | 22 | 37歳 | 188cm 85kg | 0試合 0得点 | |
CB | L・マルティネス | 6 | 25歳 | 175cm 77kg | 27試合 1得点 |
ヴァラン | 19 | 30歳 | 191cm 81kg | 24試合 0得点 | |
マグワイア (C) | 5 | 30歳 | 194cm 100kg | 16試合 0得点 | |
リンデロフ | 2 | 29歳 | 187cm 80kg | 20試合 0得点 | |
バイリー | – | 29歳 | 187cm 77kg | 17試合 0得点 | |
エバンス | – | 35歳 | 188cm 77kg | 13試合 0得点 | |
RSB | ダロ | 20 | 24歳 | 183cm 76kg | 26試合 1得点 |
ワン=ビサカ | 29 | 25歳 | 183cm 72kg | 19試合 0得点 | |
LSB | ルーク・ショー | 23 | 28歳 | 185cm 75kg | 31試合 1得点 |
マラシア | 12 | 23歳 | 169cm 67kg | 22試合 0得点 | |
ウィリアムズ | 33 | 22歳 | 171cm 63kg | 0試合 0得点 | |
アルバロ | – | 20歳 | 186cm 71kg | 39試合 4得点 | |
CM | カゼミーロ | 18 | 31歳 | 185cm 84kg | 28試合 4得点 |
マクトミネイ | 39 | 26歳 | 193cm 88kg | 24試合 1得点 | |
エリクセン | 14 | 31歳 | 182cm 76kg | 28試合 1得点 | |
フレッジ | 17 | 30歳 | 169cm 62kg | 35試合 2得点 | |
ファン・デ・ベーク | 34 | 26歳 | 184cm 76kg | 7試合 0得点 | |
メイヌー | 73 | 18歳 | 175cm 70kg | 1試合 0得点 | |
OMF | B・フェルナンデス | 8 | 28歳 | 179cm 69kg | 37試合 8得点 |
マウント | – | 24歳 | 180cm 74kg | 24試合 3得点 | |
メイブリ | – | 20歳 | 184cm 70kg | 38試合 1得点 | |
RW | アントニー | 21 | 23歳 | 174cm 63kg | 25試合 4得点 |
ディアロ | – | 21歳 | 174cm 70kg | 37試合 13得点 | |
ペリストリ | 28 | 21歳 | 174cm 68kg | 4試合 0得点 | |
ショレティレ | 47 | 19歳 | 171cm 66kg | 16試合 1得点 | |
グリーンウッド | 11 | 21歳 | 181cm 70kg | 0試合 0得点 | |
LW | ラッシュフォード | 10 | 25歳 | 180cm 70kg | 35試合 17得点 |
サンチョ | 25 | 23歳 | 180cm 76kg | 26試合 6得点 | |
ガルナチョ | 49 | 19歳 | 180cm 80kg | 19試合 3得点 | |
CF | マルシャル | 9 | 27歳 | 181cm 76kg | 21試合 6得点 |
移籍情報(2023/7/26時点)
【加入】
- メイソン・マウント[チェルシー]
- ジョニー・エバンス[レスター/フリー移籍]
- アンドレ・オナナ[インテル]
【退団】
- アレックス・タレス[アル・ナスル]
- ジダン・イクバル[ユトレヒト]
- フィル・ジョーンズ[未定]
- アクセル・トゥアンゼベ[未定]
- ダビド・デ・ヘア[未定]
フォーメーション
基本フォーメーション(4-2-3-1)
マンチェスターユナイテッドの基本フォーメーションは4-2‐3-1(DF4人、守備的MF2人、攻撃的MF3人、FW1人)。
多少選手の入れ替えはあるものの、主力はほとんど変わっておらず基本フォーメーションは昨季のまま継続すると予想します。
マンチェスターユナイテッドの戦術的特長
マンチェスターユナイテッドの戦術的特長について紹介します。
切替の速さとハードワーク
マンチェスターユナイテッドは、トランジション(攻守の切り替え)の速さに定評があるチーム。
ボールを奪ってからのカウンターが早く、パス1~2本でシュートまで持って行くことが出来ます。ラッシュフォードやアントニーといった、スピードとドリブル能力の高い選手と相性が良い戦術です。
また、ボールを奪われた際も前線の選手から強く当たりに行くことが出来ます。
特にブルーノ・フェルナンデスは、技術はもちろん負けん気の強さと豊富な運動量を活かしたハードワークでボールの即時奪回を可能としています。
前線でボールが奪えれば、カウンターにも移行しやすいため攻守ともに生きる戦術です。
ポゼッションとロングボール
マンチェスターユナイテッドは、テン・ハフ体制になってからポゼッションサッカー(ボールの支配率を高める)に移行しました。
細かいパスで自陣から繋ぎ、前線はポジションに拘らず流動的に動くことでゴールを狙います。
但し、プレミアリーグを中心にトレンドとなっているハイプレス(前線から積極的に守備)でボールの出しどころに苦しむ際は、ロングボールを多用。ディフェンスの裏やこぼれ球を狙い、ボールを前進させます。
マンチェスターユナイテッドの戦術的弱点
マンチェスターユナイテッドの戦術的弱点について紹介します。
ビルドアップが不安定
テン・ハフ体制になってからパスをつなぐポゼッションサッカーに取り組んでいると紹介しましたが、まだ浸透しきっていないのか不安定な部分があります。
特にビルドアップにおいて課題感があり、昨季は行き詰まったら遠くに蹴るという形で意図のない逃げのロングパスが多かった印象。
パスの配給に定評のあるオナナが加入したことによって、安定したビルドアップを構築できるかが今季の成績に直結するでしょう。
- ビルドアップ
『攻撃を構築すること』。主にGKやDFなど自陣の守備的な選手がパスを活用して前進することを指す。
得点力不足
昨季は中盤にラッシュフォードが覚醒し、得点を量産してくれることで順位をキープできましたが全体的に得点力が低いのは気になるところ。
アントニーも昨季序盤こそよかったですが、中に切り込んでからのシュートを読まれるようになってしまい得点が激減。
昨季途中加入したCFベグホルストに至っては、得点なしという悲しい結果に…。
攻撃的選手は多いのですが、純粋なCFが不在であり今季も得点力に不安が残ります。
注目選手
マンチェスターユナイテッドの注目選手はこちらの3名
- ラッシュフォード
- ブルーノ・フェルナンデス
- オナナ
ラッシュフォード
マンチェスターユナイテッドの下部組織出身で、圧倒的なスピードを武器に若くしてブレイクしたラッシュフォード。
低迷するクラブにおいて希望の星になれると期待されながら、ここ数年は苦戦していました。
しかし、昨季のワールドカップ明けのリーグ戦から大爆発。
ホーム戦で9戦連続得点をするなど、自己最多の14点をマークしました。
ブルーノ・フェルナンデス
ブルーノ・フェルナンデスは、高い技術と得点力が武器の攻撃的MF。
キープ力が高く、相手を抜いていくというよりは相手の虚を突きマークを外してプレーの選択肢を増やすことが出来る選手です。
運動量が豊富で、ハードワークができるためボールロスト時もすぐに切り替えて即時奪回に貢献しています。
ポジションニングがよく、ボールを引き出すことが出来るため得点力が高いのも魅力。
オナナ
オナナは、身体能力を活かしたシュートストップ能力はもちろん、ビルドアップに貢献できる技術力の高い選手。
少し動き過ぎる傾向があり、飛び出しの部分では判断を誤ることもあります。
しかし、それを補ってもあまりある能力を持っておりデ・ヘア同様決定的なピンチも防いでくれる頼りになる存在。
昨季から取り組んでいるポゼッションサッカーとも相性が良いので、彼が活躍できるかがチームの成績に直結するかもしれません。
強いマンチェスターユナイテッド復活なるか
昨季はテン・ハフ体制になることにより、新たな時代に突入し復活の兆しを印象付けるシーズンとなりました。
しかし、強いマンチェスターユナイテッドが戻ってきたと言えるほど安定した強さは見せれていません。テン・ハフ体制2シーズン目で、戦術が浸透し始めた今季が勝負となるでしょう。
強いマンチェスターユナイテッド復活を見たいですね。期待しましょう。