カタールワールドカップグループBに組み分けされた国を紹介します。
イングランド代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、3-4-2-1です。
ケインが自由に動くことで、0トップみたいな形になっているときもあります。
とはいえ、やはりフィニッシャーはケインですのでケインをうまく活かせるせるかが需要となるでしょう。
▼代表メンバーサウスゲート歩んだ代表
イングランド代表がサウスゲート監督と挑む2度目のワールドカップ。
ファーディナンド・ジェラード・ランパードなど輝かしい選手の時代が終わり、代表の生まれ変わりがうまくいっていない中で2016年に当時U21のイングランド代表監督だったサウスゲートを昇格させて現代表の歴史が始まりました。
アンダー世代の監督だったこともあってか、若手を積極的に起用し新たなイングランド代表を作り上げた功労者ともいえるでしょう。
おそらくサウスゲート政権最後のワールドカップになると思うので、最後に一花咲かせてほしいですね。
キーマンはピックフォード
「えっ!キーマンってケインじゃない」
という声が聞こえてきそうですが、ケインは安定して活躍してくれるので重要ではありますが心配をしていません。
それより良い時はビッグセーブを連発、悪い時は怒鳴り散らしてチームの雰囲気を悪くする好不調の激しいピックフォードがチーム状況を変えるという意味でキーマンとなるでしょう。
正直GKはピックフォードじゃなくても良い気がしますが、おそらくサウスゲートは使うので…。
そういう意味では、マグワイアもキーマンとなるでしょうね。
イラン代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、4-1-4-1で強くて速いサッカーをします。
ヨーロッパで活躍する選手も多く、FIFAランクがアジアで1番高い(20位)チームです。
攻撃的で若干荒いサッカーをするイメージですが、粘り強い守備もできる厄介なサッカーをします。
▼代表メンバーケイロス監督が作り上げたチーム
2011年からの長期政権でチームを作り上げてきたケイロス監督。
元々攻撃的過ぎて重要なところで勝ちきれなかったチームを、守備から立て直し「守れて、攻めれる」チームへと押し上げました。
個と組織のバランスが取れた脂ののったチームで初のグループステージ突破を目指す。
キーマンはアズムン
イランのメッシと呼ばれた選手
メッシとプレースタイルや性格はずいぶん違うと思うが、実力は折り紙付き。一瞬の動き出しで得点につなげます。
すぐにエキサイトするので、カードコレクターとなってしまう時もありますがワールドカップでは無駄なカードをもらわないよう気を付けていただきたい…。
アメリカ代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、4-3-3です。
プリシッチやレイナを中心としたサイドからの崩しからの、得点パターンを得意としています。
非常に若いチームで平均年齢は25歳、キャプテンのプリシッチは24歳です。今大会はもちろんですが、これからが楽しみですね。
▼代表メンバーヨーロッパの有名クラブ出身選手が中心
プリシッチ・レイナはドルトムントユース、マッケニーはシャルケユース、デストはアヤックスユース出身と中心選手が育成に定評がある有名クラブチームのユース出身。
若いころから最先端の知識・技術・施設に触れて育ったため高い技術はもちろん、戦術理解度も高い選手がそろっているのが特徴です。
アメリカ代表新時代ということで、若い選手が多いですが彼らを中心にしたサッカーには期待感があります。
キーマンはマッケニー
プリシッチやレイナの活躍が重要なのはもちろんですが、勝利するためにはマッケニーの活躍が必要不可欠です。
アグレッシブな守備とチャンスでペナルティーエリアに入っていくタイミングは抜群。
守備と攻撃の両方で大きなタスクを持つマッケニーの活躍なしでは、アメリカ代表の躍進はないでしょう。
ウェールズ代表メンバーと基本フォーメーション
基本フォーメーションは、3-4-3でベイルにボールを集めるサッカーで近年躍進しています。
直近のネーションズリーグでは、1勝もできないという最悪の結果に終わってしまうなどピークを過ぎた感は正直あります。
しかし、ベテランがそろっておりワンチャンスをものにする力はまだあるので面白いサッカーが観れそうです。
▼代表メンバーエースにとって最初で最後のワールドカップ
ウェールズ代表は近年ユーロなどで結果を残しているのですが、実はワールドカップ出場は64年ぶり。
ベイルはワールドカップに出場したことがないんです。年齢的にも最後のワールドカップになるでしょう。
また、近年のウェールズ代表を支えてきたアレンやラムジーにとっても最後のワールドカップになる可能性が高く、ウェールズ代表の一つの分岐点となる大会になるでしょう。
アレンが刈り取って、ラムジー・ベイルで決めるというパターンがもう見れなくなるのは悲しいですが、思い入れが強いウェールズが大会を盛り上げてくれるかもしれませんね。
キーマンはベイル
レアルマドリードでは不良債権となってしまい、活躍の場をアメリカに移しピークは過ぎてしまった感じは否めません。
しかし、やはり今でも一瞬の輝きは素晴らしいものがありワンチャンス、いやチャンスじゃないと思っていたところからいきなり得点を決める能力はあります。
彼がトップフォームで活躍してくれるのであれば、ウェールズ代表が決勝トーナメントでも活躍する可能性はあるでしょう。