今回は、ブンデスのフシュトゥットガルトからプレミアの名門リバプールに電撃移籍した遠藤航が新天地でも活躍できるのかについて紹介していく。
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世界的に有名なクラブへ移籍して遠藤航の価値も高騰するかも
遠藤航のプロフィール
プロフィール
遠藤 航(エンドウ ワタル)
1993年2月9日生まれ
178cm/76kg
神奈川県横浜市戸塚区出身
CDMが主戦場(※)
右利き
※CDM:セントラルディフェンシブミッドフィルダー
経歴(所属クラブ)
湘南ベルマーレ(日本)
2010年~2015年まで所属
(158試合/23得点)
高校在学中にプロデビューを飾る
19歳ながらキャプテンを務めるなど、中心選手として活躍
浦和レッズ(日本)
2016年~2018年まで所属
(73試合/5得点)
ルヴァンカップの獲得に貢献するなど、中心選手として活躍
シント=トロイデン(ベルギー)
2018年~2019年まで所属
(29試合/2得点)
移籍後初の試合で得点をあげるなど活躍
シュトゥットガルト(ドイツ)
2019年~2023年まで所属
(120試合/13得点)
レンタルで加入すると、翌年には完全移籍を勝ち取る
有名サッカー紙が選ぶベストイレブン選出やデュエル王になるなどリーグを代表する選手に
リバプール(イングランド)
2023年~所属
CDMとしての活躍が予想される
プレースタイル
遠藤航は、1対1の守備に突出した能力を持つ選手。
178㎝と体格には恵まれていないが、優れたボディバランスを持ち大柄な選手に当たられても動じない力を持つ。
連携した守備においても重要なファクターとなれるが選手だが、1対1の守備が彼の代名詞。
その根幹には『的確な読み』と『素早い寄せ』があり、ボールが出るところに先回りし相手より先に体や足を出しボールを奪取することができる。
キャプテンを務めたシュトゥットガルトでは、2年連続ブンデスデュエル王になるなど結果も残している。
契約内容
急遽決定した移籍により、リバプールに移籍した遠藤航。
契約内容の詳細は明かされていないが、移籍金は1800万ユーロ(約28億5000万円)と言われており契約残1年の30歳としては高めに設定されている。
また、4年契約というのもプレミア初挑戦の30歳にしては異例だ。
年棒については明かされていないが、シュトゥットガルト時代の推定年棒である71万7000万ユーロ(1億1000万円)以上の契約になっているのは確実だろう。
遠藤航はリバプールで活躍できる?
結論からいえば、遠藤航はリバプールでも一定の評価を得ることができるがシーズン通してのレギュラーを獲得するのはかなわないだろう。
なぜなら……
活躍できる要素
- 中盤のベテランが移籍
- 守備能力とユーティリティー制
- ライバルとの特徴差
不安要素
- 攻撃面ではライバルに劣る
- フィジカル&スピードに難あり
- プレミア初挑戦
それでは、一つひとつ見ていこう。
活躍できる要素
中盤のベテランが移籍
昨季までのキャプテンであったジョーダン・ヘンダーソンを始め、ジェームズ・ミルナー、ファビーニョ、ナビ・ケイタ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンと多くのMFが移籍したリバプール。
特に長年チームを支えてきたベテラン勢の移籍の影響は大きく、中盤の安定を期待できる選手が多くはない。
クロップ監督もベストな布陣を決めかねており、戦術やコンディション次第でレギュラーになれる可能性はある。
守備力の高い遠藤航には、ジェームズ・ミルナーが務めていたゲームを締める役目を期待できるだろう。
守備能力とユーティリティー制
リバプールは、守備においてもハイプレスを積極的にかける攻撃的なチームだ。
守備において重要視されているのは……
・1対1に負けない
・気の利いたポジショニングができる
デュエルが強いのはもちろん、ゲームを読む力に優れておりサポート能力が高い遠藤航が重宝される可能性は高い。
また、ファビーニョのようにCDMだけではなくCBでも起用できるユーティリティー制は、攻撃的な選手が多いリバプールにおいて武器になるだろう。
ライバルとの特徴差
遠藤航とポジション争いをするであろうライバルは、同じく今季加入したマック・アリスターとフラーフェンベルフ。
両名とも卓越した技術を持っており能力が高い選手だが、特に攻撃において違いを発揮できる選手のため遠藤航とはベクトルが違う。
フラーフェンベルフはディフェンス能力も高いと言われているが、これまではCDMを2枚配置するチームでフォローがある環境での守備が多かった。
リバプールの中盤は逆三角形で、CDMが1枚となることが多いため守備に期待するのであれば遠藤航がベストとなるだろう。
不安要素
攻撃面ではライバルに劣る
先ほどふれたように、守備に重きを置くのであればライバルのマック・アリスターとフラーフェンベルフではなく遠藤航だ。
しかし、攻撃的なリバプールにおいてはCDMに創造性が高く攻撃的なプレイヤーをスタメンにする場合もある。特に引いて守る相手に対しては、マック・アリスターとフラーフェンベルフの方が相性が良いだろう。
遠藤航がダメなわけではないが、相手によってスタメン変更になる可能性は高い。また、遠藤航の主な役割はゲーム終盤の守備固めに限定される可能性もあるだろう。
フィジカル&スピードに難あり
プレミアリーグは世界屈指のリーグであり、アスリート気質が高いと言われている。
つまり、よりフィジカルやスピードを重要視しているリーグということだ。
遠藤航は当たり負けしない選手ではあるが、身長が低く、スピードもあるとはいいがたい。
ポジショニングと読みの正確さで対処できるはずだが、早い展開にはついていけない可能性もあるだろう。カウンターの打ち合いになるような試合においては出番がないかもしれない。
プレミア初挑戦
各国のリーグには異なる特徴があるため、能力が高い選手でもリーグが変われば活躍できないといったこともザラである。
遠藤航は戦術理解度が高く、英語も堪能なため戦術やコミュニケーションの部分では問題なく適応できるだろう。
しかし、プレミアのスピード感に面を喰らう可能性は高く。そこに適応できるまでは、守備でも重要なタスクを任せられないだろう。
リバプールへの移籍は正解?
遠藤航にとって、良い移籍であることは間違いないだろう。
より経験を得て能力を高める、そして市場価値を上げるという意味でリバプールは最適なクラブだといえる。
しかし、レギュラーを求めるのであれば難しいとこだ。
中心選手として活躍する可能性は高いが、終盤の守備固めや中盤でボールを持つクラブとの対戦にて起用される形で絶対的なレギュラーになれる可能性は低いだろう。
sorare(ソラーレ)で価値向上可能性は微妙
サッカーのNFTゲームであるsorare(ソラーレ)は、現実世界の試合結果と連動している。
現実世界でのゴール、アシスト、出場時間、ペナルティ、チームの成績などから価値を算出しており、活躍した選手の価値が上がり、有名な選手でも怪我などで出場できなければ価値が下がってしまう。
リバプールは、シュトゥットガルトよりも失点数が少なく良い成績を上げる可能性が高いクラブだ。そんため、チームとしては評価が上がる可能性がある。
過去5年の平均成績
- ラツィオ
平均順位:2.6位(9位↑)
平均得点:34点(22.4点↑) - シュトゥットガルト
平均順位:11.6位
平均失点:56.4点
※参照元:『FootyStats』
一方でレギュラー争いが激しく出場機会は減ってしまうだろう。
先述の通り、中盤でボールを持つクラブとの対戦後の評価は上がるが早い展開の試合では評価が下がるといった形で安定した価値向上は難しいと考える。
まとめ
遠藤航はリバプールで成功する複数の要因を持っているが、それと同時に不安要素も複数ある。
他の選手にない特長を持っており、クロップリバプールにとって重要なファクターとなりえるため出場機会がないということにはならないが、シーズン通してレギュラーとして活躍することは難しいだろう。
活躍できる要素
- 中盤のベテランが移籍
- 守備能力とユーティリティー制
- ライバルとの特徴差
不安要素
- 攻撃面ではライバルに劣る
- フィジカル&スピードに難あり
- プレミア初挑戦
また、チーム成績で上位を獲得しやすいクラブに移籍したことにより現実世界での市場価値同様にsorare(ソラーレ)での価値高騰の可能性もある。しかし、対戦相手位によって評価が分かれることになりそうなことを考慮しよう。
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